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あだっち!!
2007 / 03 / 29 ( Thu )
「あだっち!!」

早々とPick Houseの流行語大賞2007を狙う
注目ワードが登場しました。

「あだっち!!」byユウキくん。

この言葉が彼の口から飛び出したのは、
私が彼に指圧を施した時、目蓋の上(っていうか眉毛の下)の
ツボを押した瞬間であったらしい。
痛さに驚く。その瞬間を見事に表現したひと言である。
皆さんでおつかい頂きたい。さあ、ご一緒に、「あだっち!!」


27日に幼稚部発表会本番を無事に終え、
28日には小学校低学年の部の本番と、
でんきの科学館イベントを見学し、
大きなヤマを越えた新たな気持ちで
新年度を迎えようとしているアニーでございます。

舞台ソデでヤキモキする私の心配をよそに、
幼稚部の子ども達は至ってマイペースに本番をこなしました。
Sちゃんは普通にセリフを忘れたし、
Kちゃんは舞台上でセリフを忘れているSちゃんを普通に突っついたし、
(こっそり教える、なんてことは期待しちゃいけない)
Iちゃんは自分がセリフを言う時以外、
ずっと衣裳のリボンにご執心だったし、
まあ、なんというか、普段通りのノビノビした姿を見て頂けたわけで、
それでも入所した当時に比べたら格段の成長がわかるし、
最終的に幼稚部の子たちは何をしても可愛いので救われるわぁ、
という、いつもの結論に落ち着いたわけですが。

マネージャーからも
「○○ちゃんがすごく上手くなっててびっくりした」
「□□ちゃんはいい味出すねぇ」
などなどお褒めの言葉を頂きましたが、
いやいや、子ども達の成長っていうのはスゴイんです。
翌日の小学校低学年の部発表会では、
去年まで幼稚部にいた子どもたちが
ずいぶんしっかりした演技をするようになっていました。
演劇の世界では「バケる」と言い習わしますが、
ある時、突然のようにぱあっと輝きだす子がいる。
でもそれは、けして急激に成長を遂げたわけではなくて、
その子のなかで小さな小さな積み重ねや
変化が繰り返されてきた結果なのですね。

そういう場面に遭遇するたびに、
この仕事に携わって良かった、と心からそう思います。


さて。
そんな感動もつかの間、今日の私は
「あだっち!!」「あだっち!!」と叫びながら
ガタンゴトンと揺れるトラックの助手席で跳ねておりました。
トラックを運転するのはユウキくん。
今日は、ユウキくんちのトラックを借りて、
の農場の事務所と倉庫に置かれていた冷蔵庫(それも3台)を
積み込み、処分場へと運ぶことになっていたのです。

実際に冷蔵庫を運び出し、積み込み、下ろすのは、
ユウキくんと旦那さまに任せっきりで、
私は何の役にもたってないのですが、
っていうか役に立ちたかったんだけど拒否されたんですが、
1日トラックに揺られただけで結構消耗しました。
ちょっとした段差で、激しくバウンドするトラック
あちこちでのほころび始めた、美しい風景のなか、
「わぁ、もうあんなに桜が、あだっち!
 あちこち、
あだっち!に、あだっち!
と話しながらの、春のドライブ。

ひさかたの光のどけき春の日に
しづ心なく あだっちあだっち

やはりは、腰を落ち着けてゆっくり眺めたいものです。
今度の日曜はお花見日和になるかなぁ。


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18 : 53 : 17 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
いよいよ本番
2007 / 03 / 27 ( Tue )
とうとうやって参りました。

幼稚部アトリエ公演「春の野原の音楽会」本番当日。

はたしてSちゃんの口からちゃんとセリフは飛び出してくるのか。
はたしてYちゃんは本番中に鼻血を出さずにいられるのか。
はたしてMちゃんは「不正な処理を行った」ように固まることはないのか。
はたしてTちゃんは出トチリせずに舞台へ出てくるのか。

あ。出トチリって、出番を間違えることですよぅ。

そして!はたして「雪」は、ちゃんと「雪」に見えるのか。

うぅ?ぬ、稽古中のいろんな場面が目に浮かんで
とっても心配になってしまうわ。

でも、舞台の本番は、一回こっきり。
何回も公演する舞台でも、「その本番」は一度だけ。
やり直しはきかないし、何が起こるかわからない。
それでも演じ続けなければいけないのが舞台なので。
よく、舞台を人生にたとえられることがあるけれど、
あんな緊張感持って毎日生きてたら、
スゴク充実もするだろうけど、
でも、きっと胃にがあいちゃいそうだ。
緊張するし、せっぱ詰まる。
何度も稽古した台詞も、
舞台の上で口にすればすぐに過去のコトバになる。
だからその一瞬、一瞬をたまらなく愛しく思う。

幼稚部の子ども達がそんなことを感じ始めるのは
たぶんもっとずっと先のこと。
とにかく、楽しんで、とびっきりの笑顔をみせて。
あなたたちは最高だから。
そう思いながら、祈りながら、
今日は舞台の袖から子ども達を見守ります。

ああ、たぶん、今いちばん緊張してるのなんだろうなぁ。
08 : 25 : 32 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Happy Birthday
2007 / 03 / 26 ( Mon )
慣れないニッパーを使ったせいで、
まだ右手の痛いAnnieです。

昨日は幼稚部のレッスンで名古屋へ。
発表会前の、最後のお稽古。気合い入れていくぜぃ♪と、
前日に仕上げた「雪」「お花畑」を特大の袋2つに入れて
エッチラオッチラ駅へと向かう。
袋を引きずってしまわないように、
微妙な角度で曲げたままの両腕がすぐ筋肉痛に。

チケットを買おうと券売機の前まで行き、
順番待ちで女の人の後ろに並んだのだけれど、
なんだかヤケに時間がかかっている。
曲げた両腕が痛いなぁ、と思いながら様子を伺うと、
その女の人はチケットを買っているのではなく、
隣の券売機でチケットを買おうとしている女の子の手元を
覗き込んでいるだけだとわかった。きっとお母さんだ。
「そうじゃないわよ、ここ押すんじゃないの」
ナドト言っている。

なんだよぅ、場所ふさいでんじゃないわよぅ、と思いながら、
「ここ使っていいですか?」と訊くと、
「あっ、ごめんなさい」と場所を空けてくれた。
特大袋2つを置いて券売機のボタンを押し始める私。

「あれ?、やっぱりナンカ変!」
隣の女の子が声をあげたので、横目で見ると
ボタンを押す手を止めて首をかしげている女の子の横に
さっきのお母さん、その向こうにはお父さんまでいて
3人で画面を覗き込んでいる。
「名古屋って片道4.000円もかかんないよね?」
「おかしいわよ、そんなわけないわよ」とお母さん。
イライラしたようにお父さんも、
「ナンカ変、じゃないよ。お前が変な所を押したんだ。
 もぉ?、早くやり直しなさい」

と急かしている。
急かすくらいなら自分が買いなさいよ、お父さん、と
思いつつも、新幹線の発車時刻まで後3分に迫っているので
自分のチケットを買いつつ隣の券売機にも手を伸ばす。

「名古屋、往復ですか?じゃ、これ押して」ピッ、
「あっ、はい」
「1人ですか?じゃ、ここで」ピッ、
「あっ、はい」
「お金を」
「あっ、はい、入れました」
「領収書がご必要なら、ここ押してくださいね」
「すみませ?ん、ありがとうございます!」

あたしゃ、駅員さんか。
説明しながら自分で押しちゃうあたり、親切なようで親切じゃない。
ちゃんと本人が買うように教えてあげられるといいんだけど、
でも、発車時刻が迫ってるから仕方ないよねぇ。
あ、くそぅ、ひとの面倒みてる間に自分の領収書請求し忘れた。

「ほらぁ、やっぱりお前が変なとこ押してたんだよ?」

お父さんもホッとしたように私に頭を下げかけて、
へ?という顔になる。
ちょうどよっこらしょ、と特大袋を抱え上げた所だったので、
お礼を言う相手(私)の顔があるべき所には黄色やピンクの花盛り
お花畑の真ん中から顔を出した私は、
「急がないと、電車出ちゃいますよ?」
と言って、とっととその場を後にした。

ホームへと向かいながら、
私もよくあんな風に、に怒られたよなぁ、と思い出す。
の手ほどきでパソコンを始めたばかりの頃は、
自分では何もおかしなことをしていないつもりなのに、
よくPCが固まったり、
「不正な処理を行ったので作業を中止します」などと
不穏なメッセージが出たりするので、
げげげ、パソコン壊れちゃった、としょっちゅうビビっていた。
今じゃそんなことには慣れっこだし、
余程のことがなければデータがすっ飛ぶなんてことはないと
わかっているけれど、なにせ初心者。
そして当時のパソコンは、私にとってモノスゴク高価な物だった。

「お父さぁん」泣き声をあげる私。
「何もしてないのに、パソコン動かなくなった?」
「何もしてないわけ、ないだろう!」
飛んできたは、怒りまくった。
「不正な処理を行った、って書いてあるじゃないか!」
「不正な処理、なんてしてないよぉ?」
もう半ベソの私を押しのけて、イライラとPCデスクの前に座る
今思えば、もまだ当時は
あまりパソコンを使いこなせてなかったんだなぁ。

そんなの、何台目かのパソコンが、
昨夜、事務所から私のもとへと運ばれてきた。
使い道のわからないデータや、
の撮った写真などが色々入ったまま。
ロマンチックな秘密は、今のところ未確認。
残しておくべきデータをメディアに移したら、
私のNO.2パソコンとして働いてもらいましょう。

そんなわけで。
今日は誕生日
あたたかな、良い日になりました。



17 : 11 : 59 | お砂糖ひとつ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
工作の時間
2007 / 03 / 24 ( Sat )
の降り続く土曜日、
を作り続けた私。

こう書くとなんだかメルヘンな世界、デスガ
実際はメルヘンどころか相当変な世界なの。
大体、「雪作る」ってナニ?というわけで、少々ご説明を。
来る27日(今度の火曜日じゃないですか、げげげげ)は、
私が講師を担当するタレントスクール幼稚部の発表会
アトリエ公演、というやつですね。

今年のお芝居は「春の野原の音楽会」
幼稚部には3歳から6歳までの子ども達がいますが、
毎年、人数も違うし、年齢構成もバラバラなので
その時々のクラスに合わせた台本を書くことにしています。

春の訪れを知らせる目覚まし時計が鳴って、
今年最初の花の蜜で朝ごはんにしよう、と
巣から飛び出してくるみつばちたち。
たどり着いた野原には、先客のモンシロチョウたちがいて、
「私たちが先に来たんだから!」
「私たちだってずーっと前からここに来るって決めてたんだから!」
とケンカになってしまう。
ところが、よくよく見渡してみると、
野原には花が咲いているどころか、まだ雪も積もっている。
「あんたたちが花を独り占めにしたんでしょ!」
またモメだしたところへやってくるのが、
ケンカと泣き虫が大好きな北風小僧たち。
ケンカをするたびに大喜びで駈け回る北風に
「私たちが仲良しになったら、春風さんを連れてきてくれる?」
と約束をとりつけたものの、
なかなか思うようには仲良くなれなくて・・・


と、まあ、こんな感じのお話です。
発表会の衣裳はお母さんたちにお任せするのですが、
BGM効果音、そして舞台のセット小道具
私が用意したり、作ったりします。
アトリエ公演なので、大人ならばセットなんか作らず
無対象(そこに「あるもの」として演技をする)で
音響・照明のみという場合の方が多いのですが、
おちびさんたちにそれを要求するのはちょっと無理。

大がかりな物なんてもちろん作れないので、
?それなりの雰囲気を出せて
?あまり材料費もかからなくて
?私でも作れる程度
である、というのが必須条件です。
これに
?新幹線に持ち込むことができる
という条件も加わる。
本来なら車で運べば良いのですが、
一人で名古屋のスタジオまでたどり着く自信がないので、
これまでずっと乗客の皆さんから「なんじゃ、あれ」
奇異な目で見られつつも、色んな物を新幹線に持ち込みました。
巨大なニンジンとか、超巨大なバケ猫の顔とか、ね。
数が多い時はレッスンのたびに分けて運ぶのです。
時には巨大なニンジンの葉っぱが、
そして時には巨大な猫耳が飛び出たハンズの袋を抱え、
新幹線の車内やコンコース、そして地下街を歩く
春の恒例赤っ恥道中
今回は、台本を書く段階から、
あまり恥ずかしい物を運ばずに済むように考慮しました。
それが「雪」と、雪の下に埋もれている「花畑」です。

自分の不器用さ加減はイヤと言うほど思い知っている私。
不器用に加えて大雑把
いや、大雑把なつもりはないのに、結果的に大雑把
真っ直ぐに線を引くとか、切るとか、貼るとかが無理。
縫う、なんてもっと無理。
だいたい先端恐怖症なのだから、針の先っちょを見るなんて
書いている今現在、ゾゾゾゾゾゾゾっとしてしまう。
子どもの頃、「パリの屋根裏部屋に住むお針子」に
憧れたことがあったけれど、「お針子」って時点で無理だったのだわ。

以前、私の不器用さがまだ知れ渡っていない頃、
「未来っぽい女の子衣裳」というのを作るハメになり、
縫わずに済ませようとラメ布やらビニールやらを
体に合わせて両面テープホッチキスで留めて製作したことがある。
いーじゃん、舞台だし!短時間着るだけだし!お洗濯しないし!
ホッチキスで留めたとこがちくちくする、とか、
どうやって着るの(&脱ぐの)?とか、
色々言われましたが、そんなん私に言われたってねー。
遠目で見たら結構可愛かったので、
私ってやるなぁ、と実は自画自賛していたのだけれど、
その後、衣裳作ってと言われることはなくなり、
その代わりに台本を書くようになったようなものである。

せめて切るくらいは真っ直ぐにできるはず、と思うこともある。
きちんと測り、定規で線を引き、定規にピタリとカッターを沿わせて
ためらわずにシャーッ!!と滑らせてみる。
しかし、異常なくらい切断面は曲がっている。
なぜだ。性格のゆがみが出るのか。
もう今さら、不器用さも性格も治せるとは思えないので、
「なるべくイージーに、でも見た目は素敵に」をテーマに画策する。
思いつきと材料しだいでなんとかなることは、
「未来っぽい女の子」衣裳作りでわかったので、
セットもこのやり方で押し通すわけね。
今回は、父のこともあり、色々〆切ナドも重なっていたため、
あまり時間もかけられません。

そこで、まず計画Aの「お花畑」
□材料□
段ボール箱、包装紙(茶)、不織布(緑)、発泡スチロール、
造花たくさん(100均で購入)。

?浅めに切った段ボール箱に茶色の包装紙を貼る。
?段ボール箱の中にカットした発泡スチロールを詰める。
?発泡スチロールを緑色の不織布で覆う。
?茎を短くした造花を刺して、美しくアレンジメント。

以上。これならすごく簡単だし、材料費も安価。
造花は100均一に売っている中から、
ピンク系、黄色系、白系で色んな種類の物を購入。
リースのようになっている物やブーケっぽい物を狙うと
同じ100円でも随分ボリュームが出るので嬉しい。
リース状の物は刺せないけど、
発泡スチロールの上に載せて針金で固定すればOKだわ。

計画Bの「雪」は
■材料■
不織布(白)、緩衝剤(白)、荷造りビニール紐(白)、両面テープ。
緩衝剤は、壊れ物とかを梱包する時に使う
柔らかい布みたいな、ビニールみたいな物を
取っておいたり、もらったりました。

?大きさがまちまちな緩衝剤を花畑の段ボールを覆うくらいに並べる。
?所々に穴を開けて、ビニール紐でつなげる。
?不織布で何重にもくるみつつ、所々両面テープで留める。

以上。ふわふわ感を出すためには、ぴっちりよりも
たるみ気味につなげばいいし、「所々留める」という
いい加減さが私にぴったり!

すっごく簡単な作り方を思いついちゃった!とウキウキしつつ
100均やハンズなどで買い求めた材料で
製作にかかったのが昨日の午後。
すっごく簡単なので、すっごく早く作れるはず。
だったのに、結構時間がかかってしまった。
まず、難儀だったのが造花の茎を切ること
ぽきんと折れるんじゃないか、と思っていたら
プラスチックの茎の中は細い針金の束だった。
あいやー、これは折れないぞ、とハサミを取り出す。
ぐぐぐぐ、と力を入れたら、
ばき。
ハサミが折れた。あいやー。
しかし、針金をカットするためにニッパーも買っておいた
用意周到な私。ふふふふふ。最初からこれ使えよ。
しかし、100均で買ったニッパーだからか、
私(ニッパー初心者)の使い方が間違っているのか、
手が痛くなるほど握りしめてもなかなか切れない。
たくさん買った造花の茎を切るだけで、
ものすごく時間がかかり、ものすごく右手も痛くなった。

段ボール箱は、ユウキくんから貰った二つの箱を浅めに切って、
黄色いお花たちのとピンクのお花たちの「畑」にし、
同じくらいの浅さで少し小さめのお菓子の箱と蓋を
白いお花たちの「畑」にした。
段ボール畑合計四つ。
包装紙を貼って、中に詰める発泡スチロールを
サイズに合わせて切り始める。
段ボールカッターで、ごしごしごし。
素敵!雪景色よ!部屋と私が真っ白になった。

箱に詰め終え、真っ白になった部屋をくららちゃんで掃除。
不織布で覆った発泡スチロールにお花たちを刺して完成。
ここまでで、今日の午前中までかかってしまったので焦る。
しかし「雪」づくりは、ちょっと面倒ではあったけれど
思ったよりも早くできたため、
ピンクと黄色と白の「お花畑」の上にフワリとかけてみて、
ゲームに興じている旦那さま「見て、見て」と声をかける。

疲労の滲む顔に笑みを浮かべ「雪に見える?」と訊く私。

「うん。見えるよ。雪だ、と言われれば」

・・・・・・・・・・・・OK!よしとしよう!
「まだ雪が積もってるよ」ってセリフがあるから、
「ああ!雪なんだ」と思ってもらえるはずだしっ。
さらに「見て、見て」と言いつつ、フワッと「雪」を取り去る私。
「ほぉら、春風さんが雪を溶かしましたよぅ!!」

無言でゲームを再開する旦那さま。何か言っておくれよぅ!


さあ、明日運ぶための荷造りをしましょう、と
大きめのハンズ袋を取り出す私。
しかし・・・なんと、箱のサイズが袋に収まりきらないではないか。
それに、「お花畑」の上に「お花畑」を重ねたら、
お花がつぶれてしまうではないか。
どうやって運びましょう、と途方に暮れる私。
もう一度、お花たちを抜いて、現場で刺すしかないかも。
それにしてもすごい大荷物だし、
てんこ盛りのお花が袋から丸見え。
やっぱ明日は赤っ恥道中必至、みたいな気がするなぁ。

21 : 39 : 38 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Just Married
2007 / 03 / 23 ( Fri )
昨日はお友達ご夫婦が、
結婚写真を撮影するというので、
旦那さまと一緒に式場へ向かいました。

夏にはパパママになる二人。
結婚式や披露宴をする時間はないけれど、
写真は撮っておきたいということで撮影会。
写真だけの結婚式、というスタイル、
近頃では多いようです。

場所は3年前、私たちが結婚式を挙げたのと同じ式場。
実はBOB&Connie夫妻もここで式を挙げているので、
三人で「いやぁ、懐かしいね」とキョロキョロ。
同年代男子チームで唯一の独身者となったヒロキくんも、
「こーなると俺もここで式挙げなきゃいけないかなー」
と言い、挙げちゃえ挙げちゃえとみんなで無責任にそそのかす。

撮影ってどんな風にするのかな、と思っていたら、
式場ロビーの大階段から、教会の中、
教会の外のちょっとした中庭、
披露宴会場に、二次会の場所にも使えるウェディング・レストランと、
あちこち移動しつつ、
結婚式と披露宴のプチ再現をしながら、
白いウェディングドレスとタキシードの二人を先頭に
撮影隊は移動していくのです。

ちゃんとブーケトス(受け取るのはヒロキくん)や
フラワーシャワーもするし、
披露宴会場では高砂(新郎新婦の席ですね)に座って
乾杯のポーズも取る。
私たちの時は、教会内は撮影禁止だったので
(式場スタッフが撮影するのはOK。
 つまり・・・「買え」ということです!)
教会の外で撮った写真しか残ってないのですが、
「写真だけの結婚式」の場合は撮影しても良いのね。
いーじゃん、いーじゃんと思いつつ、
デジカメを旦那さまに渡してしまった私は、
写メでパシャパシャ撮りまくる。

パシャパシャ、ならいいのですが、
私の携帯は音声が「プーさんモード」というのになっていて、
電源を入れるとくまのプーさんの声で「コンニチハ」
電源を切るときは「バイバイ」
メールが届くと「ナニカトドイタヨ」といちいち言う。
今回も携帯を構え、シャッターを押した瞬間、
プーさんの声が「ココダヨ♪」

「きゃー、ごめんなさい」と言いつつ、
音声を切り替えようとしたのだけれど、
どうやって切り替えるのかすっかり忘れていて、
焦るうちにも撮影はどんどん進んでしまいます。
結局、新郎新婦とご家族に失笑されつつ、
「ココダヨ♪」「ココダヨ♪」で撮り続ける私。
また、このプーさんの声が間抜けなのだよなぁ。
ムードも何もあったものではありません。

さて、撮影も終盤にさしかかり、
ウェディング・レストランでの撮影になった時。
「やっぱりキス写真は撮っとくべきでしょう!」
と、なぜか張り切る式場スタッフと友人達にそそのかされ、
照れくさそうに向かい合う二人。
すっかりカメラマン気分になっている旦那さまヒロキくん
「おっ、いいねいいね!」
「下のアングルから攻めようぜ!」
と、二人のそばに駆け寄ります。

その様子を映そうと、携帯を構える私。

「ココダヨ♪」

kokodayo



カメラマン二人が笑えます。

撮影会の後は
新居でのホームパーティーが予定されていたのですが、
私だけは名古屋の「でんきの科学館」へ
リハーサルを見に行かなければいけなかったので、
残念ながらここでお別れ。

幸せな二人の新居へは、
また近いうちに遊びに行こうと思っています。

心をこめて。
ヤマちゃん、ハルちゃん、おめでとう!!


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きのことピアニカ
2007 / 03 / 22 ( Thu )
昨日は朝早くから農場へ行って来ました。
3月いっぱいで、農場の土地を
地主さんにお返しすることになったのです。

どうなることやらと思っていた烏骨鶏たちの行く先は
なんとか引き取ってくださる方がみつかりそうなのですが、
が色々と工夫して、大勢の方に手伝ってもらいながら
整えた鶏舎や、事務所にしていたコンテナハウスを
取り壊したり片づけたりする大仕事が残っています。

の仕事にほとんどタッチしていなかったため、
何がどうなっているのかさっぱりわからず
途方にくれる私たちに代わって、
色々と手配をしてくれた叔父ちゃまの運転で
農場へと向かうと私。
事務所に残っている荷物を確認して、
いる物といらない物に分別しよう、というわけです。

店から帰って、一時間ほど仮眠しただけの
ぼぉぉぉぉぉっとした頭に突き刺さる鶏の声。
こけっこぅ、こけこっこぅ、と
盛大に鳴いていらっしゃる烏骨鶏さんたちに迎えられ、
コンテナハウスの鍵を開けようとすると、
入り口の所に何かつるつるとした丸い物が落ちている。

「なぁに、これ」
拾おうとした瞬間、ぬるり、とした手触りに
「ぎよほぅ!」
と思わず叫ぶ私。何語だ、それ。

きのこだった。
得体の知れない、つやつや光る黄褐色の
まん丸ぬるりんきのこ。うぇ?、触っちゃったよぅ。
コンテナハウス、というのは湿気がたまるものらしく、
他にもなんちゃって舞茸みたいなきのこも発見。
隙間から入ったらしいほこりも盛大に舞いあがる。

うわぁ、うひぃ、と小声でうめきながらも
果敢に踏み込む探検隊。
とりあえず私は書棚やパソコンデスク周りの片づけに着手。
は作業着などの衣類をまとめてゴミ袋に入れ始める。
膨大な量のCD-ROMや書類を確認しつつ分別し、
本は段ボール箱に詰めていく。
かびかびのアタッシェから
随分古いマックのパワーブック発見。
うわ、懐かしい。ブラックバードだ。
これ発売当初、随分高かったはずだよな。
見た目はきれいだけれど、
電源つないでみると、うんともすんとも動かない。
にみつかると
「んもぅ、お父さんはホント無駄遣いばかりして・・・」
わめき出しそうなので急いで隠さねば、と焦る私。
死んだ子の年と、過去の浪費は数えちゃいけません。
デスクの下をごそごそしていたら、
黒くて細長いバッグが出てきた。

何でしょう、これは。

ファスナーを開けてみる私。
中から出てきたのは「ピアニカ」だった。

ピアニカ?
それも、なんだかプロ仕様で新品同様。

こんなもの見つかったら、ますますがわめきそうなので
慌てて自分の持ってきた紙袋の中に突っ込む。
今となっては、何のために買ったものなのか
さっぱりわからない。お父ちゃま、不可解なり。
でも、事務所でこのピカピカピアニカを手に取り、
悦に入っているを想像すると笑える。

とても1日では片づかない、と悟って
農場を後にした私たち。
日曜日にはが、再度片づけに向かうことになっている。
どうか、「なに、これっ?!」と叫び出すような
物が出てこないようにと、祈るばかりの私であります。



11 : 41 : 14 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
レシーブ!
2007 / 03 / 20 ( Tue )
久々にゆっくり起きた朝。

〆切〆切微量睡眠徹夜が続いていたため、
「明日は寝る!溶けるほど寝る!」と宣言し、
実際にモノスゴク疲れていたので
ごはんを食べながら寝る、という
子どものような(しかし時々やる)失態を見せつつ
ほぼ強引にお布団のなかへと送り込まれた私の
目を覚まさせたのは携帯電話のベル

電話の鳴る音=ベル、と
電話の発明家=ベル、とは無関係。

でんきの科学館イベント台本が頭からリセットされていないため、
まずそんなことを思い、いけない、出なくては、
ごそごそ携帯電話のありかを探る。
はっ、事務所からだ。
と、いうことはマネージャーからだ。
わかった瞬間に目が冴え、
「おはようございまぁす」とサワヤカな声を作る私。

実はマネージャー、先日電話で話した時には
不機嫌の絶頂にあらせられたのであります。
無理もない。
その原因というのは、昨日まで私が掛かりきりだった
でんきの科学館イベント台本がなかなか上がってこないことと、
それに伴いキャスティングも進まないことだったのデスカラ。
台本がなかなか上がらなかった理由については、
前に述べたので割愛するけれど(「ひと山越えて」参照)
役者も全員うちの事務所で揃えるという話になっていたため、
所属タレントのスケジュールを管理し、立場を守る役割の
マネージャーとしてはイライラ、カリカリくるのは当然なのであります。


「おはようございます。台本、読ませて頂きました!」
第一声で、あぁ、もう怒ってないわ、とホッとする。
「キャスティングも、ほぼこれで行けると思います。
 とても面白いホンだと思うので、楽しみです」

救われた。
心から、救われた。

電話を切って、さあ、今日は、と思う。
とりあえずお洗濯物。そして、とりあえずお掃除。
とりあえず、お買い物にも行って、
クリーニングに出した衣類を取りにも行こう。
起きてきた旦那さまが、
「今日はゆっくり寝るんじゃなかったのぉ?
 何もかもやろうとすんなよ?」

と、ちょっと呆れたような顔をしたけれど、
数日間、家のことに何も手が掛けられなかったので
やることは山積みなのですね。
それに、〆切の時間を気にしつつ、
PCの前でコトバをひねり出す苦行に比べたら、
いい匂いに洗いあがったお洗濯物を良く晴れた空の下に干すのは、
なんとすこやかで、なんと気持ちの良い作業であることか。

「いいじゃん、明日にすれば。
 デスノート見ようぜ、デスノート」


お誕生日にプレゼントした「デスノート」DVD(2巻パック)を
とても喜んでくれた旦那さまは、
もう日曜日には全て見終わっていたのだけれど、
何度でも観るんだ?、と張り切っている。
せっかくのお誘いだけど、今日はいいや、とお断りして
パタパタとごみをまとめだすパタパタアニー
今日はごみの回収日でもあったのだ。
「フジワラタツヤくんに逢いたい・・・」といいつつ
旦那さまはベッドへと回収されていく。

ごみを出して、洗濯機を回しながらメールチェックを始める私。
今回のイベントのプロデューサーからもお礼のメールが届いている。
返信を書こうとして、ふと、昨日の電話を思い出した。

昨夜、台本を書き上げたばかりの私のもとへ
店から電話がかかってきた。電話の主はEちゃんである。

「アニーちゃん、
 メールの返信の『Re』ってどういう意味だっけ?」


開口一番に質問。
ん?『Re』?そういやこの間、店で話題になったなぁ。
あの時はどんな答えに落ち着いたんだっけか。
リターン(Return)だったか。
誰かリバース(Reverse)だって言ったヒトもいたな。
でも、リバースは逆転、とか反対って意味だから
ちと違うような気もする。
いや、たしか返信ハガキのことをReply cardというし。

「ん?、リターンか、リプライじゃないかなぁ。
 それともレスポンスのレス・・・だったらResって書くかなぁ」


疲れてぶよんぶよんの脳みその中から
単語を引っ張り出して並べてみる。
するとEちゃん

「え?、レシーブ(Receive)じゃないのぉ!」

レシーブ、って。球技かぃ。

「いやや、レシーブは受けることでしょ。バレーとかテニスとか」
「そーだよ。でも受けたら打ち返すじゃん」

そりゃ、ごもっとも。でないとゲーム続かないもんね。
でも日本語で言うと、「受けて打ち返す」
「ボールを」でも、「メールを」でも当てはまるけど、
それは日本語に限っての場合だと思うわ。

「レシーブじゃ、ないと思う」。私は断言した。
「リサイクルじゃないのと同じくらい、レシーブではないと思う」
「え?」Eちゃんが悔しそうに言う。
「わぁ、やだやだ。カウンターのみんなが馬鹿を見るような目で」
電話が切れた。


昨夜の会話を思い出した私は、
そうだ、『Re』の意味を調べてみよう、と思い立つ。
わからないことがあったらすぐ調べてみよう。
はい、これ↑が今回のイベント台本のテーマでもあった。
不思議なこと、わからないことを調べることが
偉大な発見につながるのだよ。

偉大な発見、ではないかもしれないけれど
答えらしいものはすぐみつかった。ネットの海に感謝。
答えらしいもの、は以下の通り。

「メールの返信だからReply(返信)の略、返答する時レスというから
 Response(返答・応答)、 戻すのだからReturnだろう、と
 諸説あるけれど、もともと電子メールでなく紙の英文レターにも
 返信時の表題には『Re』を付ける習慣があります。
 この英文レターに使われている『Re』は、ラテン語の『Re』で
 英語のabout(?について)と同じ意味をもつ前置詞です。
 私たちは英文レターに接する機会が少ないので、この習慣を知らず、
 英単語の略だと想像をするうちに、諸説が生まれたのだと思われます」


ラテン語。英文レター。そりゃ、わかんないわな。
その生まれた諸説の中に、ぜひEちゃん「レシーブ」
入れてあげて欲しいな。
他にもいろんな主張があって、一時は紛糾した話題らしい。

「掲示板でのReはレスの略でメールとは違う扱いと主張する人や、
 ReとREでは意味が違う(REはレスの意味)と唱える人もいます。
 また、今では古くなりましたが、パソコン通信の会議室で扱うReは
 レスの略語という説もあります。
 これらは最近特に目立つ論争はなくなり、風化されつつあります。」

(詳しくは→「教えて先輩・返信のReって何の略?」)

もう風化されつつある話題。
その話題で盛り上がる、うちのお店のカウンターってのどかね。
いろいろ勉強になりました。
とりあえずEちゃんに感謝。



16 : 28 : 31 | お砂糖ひとつ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ふた山越えた
2007 / 03 / 19 ( Mon )
終わった。
終わりました。
でんきの科学館台本の直しが、たった今。

あぁ。しんどかった。
15ページ11ページに縮める作業。
つまり90ページを66ページに縮めたわけです。
そして、子ども達が参加できるYes/Noクイズの追加。
Yes/No枕(アダルティ)、じゃないですょ。
「新婚さんいらっしゃい」に出ても、あの枕だけはイラナイ。
いや、出ないけど。出られませんけどね。

んでもって。
もう1つの〆切の方も、なんとか間に合いました。

徹夜で脳がぶよんとしている。
オメメもしょぼしょぼ。家の中はしっちゃかめっちゃか
でも、がんばった、あたい。

そんなわけで、の月命日。飲もうか、お父ちゃま。

21 : 09 : 47 | お砂糖ひとつとミルク | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ひと山越えて
2007 / 03 / 16 ( Fri )
「でんきの科学館」イベント台本、とりあえず書き終えました。
15ページの台本を6本。
90枚、というと
あまり大した分量じゃないような気もしますが、
ネットやら文献やらを調べての資料作りが大変で
(その資料だけで50ページくらいあるのデスカラ)
もぉなんだか壮大な仕事を仕上げた気になってます。

でも、これで校了、というわけには
もちろん行くはずもなく、
今夜七時にプロデューサーの方が
わざわざこちらまで足を運んで下さるので
最終的な直しの打合せを致します。
んでもって、急いで直しを仕上げねばならない。
だって、だってね、リハが22日でね、
本番24日からなんですよ。おひょひょひょひょ。
役者の悲鳴が聞こえてきます。
良かった。自分が出るんじゃなくて(オイ)。

こういうことになるのもねぇ、
構成案というか叩き台の段階で、
何もかもがしっかり決まっていれば良かったのですが、
大体こういうお仕事というのはそうはいかない。
漠然とした要求に対して、何かを提出する。
その提出した物に対して、注文がつく。
さらにまた書き直して提出する。
さらにまたまた注文がつく。
往々にして、あるパターンなんですね、これが。
劇団の座付きだった頃は、
これでよく演出家と大喧嘩したものですが、
今思えばあれはこの仕事をしていくための
シミュレーションというかリハーサルだったのかもしれません。
鍛えて頂いた。ありがとう、たーちゃん

台本を書き終え、
ものすごい勢いで電卓叩いて確定申告(店のと自分の)を終え、
後は直しと発表会用セット作りだわ、と思う間もなく、
出ました、暴デザ某デザイン事務所からの「急ぎです」コール。
ギリギリセーフで確定申告書類を提出した後、
広告コピーの〆切(今朝)に向けて、
またPCの前に座る私。
それもなんとか仕上げたけれど、
第二弾〆切が月曜の朝にやってきます。
しかも、でかいぜ。パンフレットコピー8ページ

ってことはさぁ、台本の直しと完璧にカブるってことでさぁ、
どうするの私?え?どうするの?という状況を迎えております。
もう、発表会のセットは諦めました。
来週に持ち越しです。もぅ、しゃあない。
スマヌ、幼稚部の教え子たちよ。先生、頑張るからっ。
明日は旦那さまのお誕生日ですが、
このタイトなスケジュールでは大したお祝いもしてあげられそうにない。
スマヌ旦那さまよ。奥さまは仕事の鬼と化します。
その代わり、プレゼントはとっても欲しがってた物を
ご用意させて頂きました。(まだナイショ


さて。
科学イベント台本のための膨大な資料作りをするために
ネットの海を彷徨っていたところ、
「遺言」を集めたサイトにちょこちょこ行き当たりました。
科学イベントの主人公となる科学者たちは
いわゆる「偉人」なので、彼らの名前で検索すると、
彼らの残した遺言などもみつかるわけです。

たとえばキュリー夫人の最後の言葉は
(注射をしにきた医師に対して)
「もう結構です。そっとしておいて下さい」

たとえばエジソンなら、
「向こうはとても美しい」

そうした偉人達の最後の言葉とともに、

「食べたくない。このまま寝とる」成田キン
(きんさんぎんさんのキンさんですね)

「ママ、ビール飲もうよ」青島幸男

などなど、著名な方々の遺言が並んでいます。
日本の武将には、辞世の句というのが多い。
切腹とか、その他自害とか、ハリツケゴクモンとかで
亡くなる場合も多かったからでしょうか。
そうじゃない人の場合は、たぶんきっと
死にそうな時にはなんて詠んでる場合じゃないので、
亡くなるよりもだいぶ前に詠んでおくというパターンも
あるようです。
亡くなる直前におかしなことを言って、
それが伝わったりすると格好悪いな、と思うのかな。

一休和尚なんて「死にとうない」ですもの。
もうちょっとトンチの効いたことを言えば良かったと
草葉の陰で悔やんでいるに違いない。
「一休み、一休み」とも言わなかったと思うけど、
それに近いことを言った人はいます。

「明日は休憩」バンジャマン・コンスタン(仏/思想家)

なんだかほっとする遺言です。
トンチではないけれど、ちょっと皮肉でこの人らしい、というのには

「枕を持っていってくれ。もう必要ないから」ルイス・キャロル
「お前さんは私の命をまるで骨董品のように
 もたせようとしているが、私はもうだめだ。おしまいだよ」

 バーナード・ショウ(看護婦に言った言葉)
「私、死ぬのかしら?それとも今日は私の誕生日?」
 レディース・アスター(英/初の女性代議士)

なんていうのもあります。
アスター女史、たぶん枕元に大勢の人が集まったのでしょうね。
うちのの時も、「会わせたい人がいたら今のうちに」
お医者さんに言われましたが、会わせてあげたい反面、
が悪い予感を抱かないかと躊躇する気持ちはありました。
「ご本人も覚悟されてると思います」と言われたし、
もとても喜んだので、良かったんだなと今は思えます。

さてさて、遺言の続き。
死刑囚だった人の遺言っていうのもあって、
「おい、みんな。もうすぐ焼きリンゴが出来るからな」
(ジョージ・アップル/電気椅子の上でつぶやいた言葉)
ちょっと怖いですねぇ。

「願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月の頃」
と詠んで、本当に桜咲く満月の頃に亡くなったのは
西行法師ですが、ハレー彗星の年に生まれ、
またハレー彗星が近づく頃に死にたいと言い続けていた
マーク・トウェインは、
「じゃあ、また。いずれあの世で会えるのだから」と言って
ハレー彗星が現れた翌日に亡くなったのだそうです。

この人は可愛らしい人だったんだな、と思ったのは
マリー・アントワネット
最後の言葉は、死刑台へ上がる途中に死刑執行人の足を
うっかり踏んづけてしまい、
「ごめんなさい、ムシュー。そんなつもりはなかったのですけれど」
と謝った言葉なんですって。

たまたま言った言葉が最後の言葉になって、
それがまた彼の人生を表しているように感じたのは
「ホワイトクリスマス」などで有名なビング・クロスビー
ゴルフが大好きだった彼は亡くなるその日もコースを回って
とても良い成績だったらしく、
「君たち、素晴らしいゴルフだったよ」
と言った直後に心臓麻痺を起こしたのだとか。
いいゴルフだったよ、かぁ。
私はゴルフはしませんが、いい舞台だったわ、なんて
言えたらカッコイイかもしれない。出来すぎか。


最期を奥さまに看取られた人はやはり多いようです。

エルヴィラ……ああ、おまえ……可哀想に!」プッチーニ
「君を残していくのがとても心配だ。
 これから生きていくのに、どんなに辛いだろう」
ドストエフスキー
「人が苦しむのを見るのは不愉快でしょう。
 あなた、あっちへ行っていなさい」
小泉八雲
「おい、だっこ」大宅壮一
「良かったら歌ってくれないか」ホラス・マン
「おい、いい夫婦だったな」徳川夢声


・・・泣けます。

私が最期に耳にしたの言葉は
「わかる」「苦しい」
亡くなる少し前、私を抱き寄せて
「(アニーは)大丈夫かなあ。大丈夫かなあ」
と言ったのがもしかしたら私にとっての遺言なのかもしれませんが、
それはちょっと哀しすぎるので、
意識は少し朦朧としていたかもしれないけれど、
「連れて行ってください。どこへでも」
という言葉が、らしくてとても好きです。

さて、そんな私はいったいどんな言葉を残して
この世を去るのか。
辞世の句、っていうガラでもないしな、と思い、
「あなたがつぶやく最期の言葉」という占いをしてみたところ

「今までどうもありがとう」(推定年齢68歳)

でした。
なんか当たり前すぎてつまんないですね。
(占ってみたい方はこちらへ→「あなたがつぶやく最期の言葉」)

出来るならちょっと謎めいていて、
あまり哀しくないのが理想です。
たとえば、こんなのとか。

「まもなくすばらしい秘密がわかるぜ」シスルウッド(英/陰謀家)

13 : 48 : 04 | お砂糖ひとつ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
プリントクラブ
2007 / 03 / 13 ( Tue )
プリクラの正式名称だそうです。

旦那さまプリクラを撮ってきました。
私と、ではなくユウキくんと、です。

ユウキくんはお客さまだったのだけれど、
なぜかずいぶんお店を気に入ってくれたようで、
とうとう「バイトさせてくださいっ」と言いだしました。

「うち、バイト代なんて払えないぜぇ」
「いりません!」
「そんなわけにいくかぃ」
「勉強になると思うし、お願いします!」

この会話、どこかで聞いたことがあるなぁと思ったら
みのりんが突如うちのお店でバイトを始めた時と
同じ展開なのであった。

そんなわけで。

Pick Houseには21歳の男のコが入りました。パチパチパチ♪
若い。なにしろ、若い。
サザンオールスターズ「エロティカ・セブン」という曲が
カラオケで流れた時に、
「15年前の曲だ。僕、小学校1年生ですね」
と言うくらい若い。マジかよぅ。
15年前。あたしゃ、すっかり大人でしたね。ふふふふふ。

若いけれども人当たりが良くて、
しっかりしている、というか、ちゃんとしている彼なので
「イマドキの子にしては珍しい」とお客さまからも
お褒めの言葉を頂いたりしてるわけですが。

さて、そのユウキくん旦那さまとビリヤードに行き、
プリクラの機械があったので
「ちょっとノリで撮ってみる?」「なんだか照れるね」
という初デートのカップルのような会話を交わし(想像)、
近頃のプリクラはこんなことになってんのか、と戸惑いつつ
4つのポーズのプリクラを持ち帰ってきたのですね。

え?、私と撮ったことないのに?(事実)、プンプン!
軽くスネてみせつつも、二人の表情が面白かったので
私にも1枚ちょうだいね、と携帯に貼ってみた私。
そんなことも忘れて、さっきお買い物に行った先で
携帯が鳴ったので取り出して、
あ、そうだ、ここにプリクラ貼ったのだった、と思いだし、
電話を切った後で、まじまじと見てみました。

一番最初に撮った写真のようで、二人とも少し表情がカタい。
二人並んで、ちょっと困ったように視線をさまよわせている。
その上には、ユウキくんの書いた文字。
私は最近プリクラなんて撮ったこともないのだけれど、
人の撮ったのは見てるので、字や絵が書き込めるんだなぁ
ってことくらいは知っている。
二人の上に「ゆう」「ゆう」と名前が。Wゆう、ってわけね。
問題は下の方に、ちょうど二人のお腹くらいのところに
書いてあった文字である。
なんとそこにはこう書かれていた。

COOL GAY!


クール・ゲイ!

たぶん、ユウキくんは「COOL GUY」と書きたかったんでしょう。
それが、よりにもよって、クール・ゲイ!

バイトの申込み方も同じでしたが、
どうやらみのりんに近い素質を
ユウキくんも持っているようです。

「一休さん」を「一さん」と書いてしまったみのりん
ちなみに一昨日は、間違えちゃいけない、と力みすぎたのでしょう、
いきなり一休さんの伝票に「体」と書いたそうです。
やるなあ。
ユウキくんには今後もみのりんに負けないような
鋭いボケを期待しましょう。
がんばれ、COOL GAY!


16 : 45 : 41 | お砂糖ひとつとミルク | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
きいろごはん
2007 / 03 / 13 ( Tue )
マリー・キュリー(キュリー夫人)を経て、
ノーベルへ。6本目の台本を執筆中です。

脳と目が疲れております。
お仕事の必需品・コーヒー
その副産物(液体ですが)のための必需品
トイレットペーパーは購入しました。
しかし、食材を購入しそびれたため、
我が家の冷蔵庫枯渇してきております。

冷蔵庫の中身:キャベツ、大根、人参1/3本、葱、チーズ、
  ヨーグルト1パック、プルーン、お豆腐と卵1パック、
  後はドリンク類と調味料

私だけならば、この中身で少なくとも3、4日は粘れます。
が、育ち盛り、ではないはずなのに食べ盛りの旦那さまには
動物性蛋白質の摂取できない食事は食事と呼べないらしい。
今朝も「おなかがすいたよぅ」と言いながら
私の顔を見た旦那さまは、
それでも、あ、今こいつにパソコンから離れろって言うと
後から〆切に間に合わない?とか泣き叫びそうだよな、と
とっさに判断したらしく、
「・・・何かあるかなぁ」とつぶやきつつ
冷蔵庫の中を覗きに行きました。

ごめん。そこにあなたがお望みの物は入ってないのよ。
気になってパタパタとキッチンへ行くと、
旦那さま冷蔵庫を覗きながら「うぅ?ん」と唸っている。
仕事なんでぃ!仕方ないんでぃ!と開き直れない私は
お買い物いけなくてごめん、主婦としてごめん、という気分になる。

「えーとね、えーとね、お豆腐があるし、
 お野菜もあるから、具だくさんのお味噌汁作ろうか?」


たぶんお気に召さないよなぁ、と思いつつも一応言ってみる私。
いや、と首を振る旦那さま。そうよね。やっぱりね。
具だくさんのお味噌汁に玉子かけごはんなら、
質素ではあるけれど栄養バランスは取れるのになぁ。
すると、旦那さま
「よし、いいよ。俺、チーズオムレツ作るから」
言いだしたので、あら、それは嬉しいこと、と
オムレツ作りをお願いして、再びパソコンの前に。

数分後。
「できたよ?」と呼ばれて行ってみると、
超巨大オムレツがお皿にドッカリと載っていました。
「うっわぁ、大きい!」
はしゃいで声をあげたものの、
このサイズって一体いくつ卵を使ったんだろう、と気になり
流しを見てみると・・・卵の殻が8個分。
8個!8個も使ったの!?
つまり冷蔵庫にあった卵を全部使ったということね。
「中にはチーズもたっぷりだよぅ♪」
にこにこしながらケチャップを盛大にかけている旦那さま
つまり、コレステロールのかたまりなわけね。

せめて、スープでバランスを取らなくちゃ、と
ストックしてあったインスタントの野菜スープを取り出す私。
「あ、俺コーンスープにする
あのね、栄養バランスは色のバランスなのよ。
卵、チーズ、コーンって、まっきっきじゃん。
とは思ったけれど、何も作らずに文句だけ言うのも失礼なので
黙って旦那さま「きいろごはん」を見守りながら
「美味しそう。いただきます」と手を合わせる。

食べながらも、しっかし卵全部使っちゃったのは痛かったな、
お味噌汁と玉子かけごはんにしてくれれば、
玉子1個しか使わないですんだのに、と
まだ考えているところがイジマシイ
8回玉子かけごはんができるはずの量を1食で使うなんて、
やっぱりなんだかもったいない。
お金が、じゃなくて時間がね。
もう動物性蛋白質は全て失われてしまったので、
お買い物に行くしかないではないか。

いつも長丁場になりそうな仕事の前には
カレーとかビーフシチューとか、
ストックできて、かつ温めるだけで良い物を
作っておく私なのだけれど、
今回は想像以上に時間のかかる仕事になってしまったため、
ストックも底をついてしまっている。
ノーベルにちょっと待っててもらって
お買い物に行くしかないよなぁ。ごめんよ、ノーベル

あと一本で、長い長い台本書きも終了。
カットや訂正が入るので、直しはまだ続くけれど、
少しホッとできるかなぁ・・・などと考えていて
恐ろしいことに気がついた。

確定申告。
確定申告があるではないか。
確定申告は今度の木曜日までですよ。
台本書きが終わり次第、今度は計算機とにらめっこだ。
木曜日に確定申告が終わったら、
発表会のためのセットを作る。二日間で。
できるのか。きっとできない。うわぁん。

もういや、こんな綱渡り人生。
と、20年くらい思っている。




14 : 29 : 03 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
珈琲の時間
2007 / 03 / 09 ( Fri )
エジソンファラデーベルときて、ボイル
生まれてこのかた、こんなにカガクを理解しようとしたのは
初めてなんじゃないかと思われる今日この頃の私です。
とはいえ、小学校レベルの知識を
今頃頭に詰め込もうとしているだけなのですが。

相変わらず発明した法則やら定理やら、
実験の過程ナドよりもサイドストーリーに心惹かれる私。
だって電話を発明したベルのお母さんは
耳が不自由だったのを克服してピアニストになった人で、
ベルの奥さんも耳が不自由な人で、
耳が不自由な人のための人工鼓膜の研究が
電話の振動板の原点になった、っていう話なんて泣かせるでしょ。

ベルは子どもの頃、お母さんのおでこに口をくっつけて
声の振動を感じてもらえるようにしながら話をしたんだそうですよ。
ラブラブ親子だわ。

貴族科学者ボイルは15人兄弟の14人目で
お母さんを三歳の時に亡くしているんだけれど、
12歳年上のお姉さんを母のように、そして恋人のように慕って
ずっと結婚もせず、お姉さんが老衰で亡くなるのを見届けて、
その1週間後に後を追うように亡くなったのだとか。
ラブラブ姉弟だわ。

で、小学校を3ヶ月で退学になったエジソンの才能を認めて
ずっと勉強を教えていたのは、やっぱりお母さん。
お母さんが亡くなった時、
「僕を理解し、才能を開花させてくれたのは母だけだ」
と嘆き悲しむエジソンを慰めたメアリーと結婚、しかし死別。


なんだかこうして見るとカガクの人って、
・・・マザコン(もしくはシスコン)系が多いのかしらねっ。


あちこちのサイトを覗いて、
台本化のための資料を作っているので、
時々本来の目的とは関係のないところで
「ほほぅ」とか「ほんとかよぅ」という史実を知ったりもします。
たまたま、ベルの生い立ちを調べていて
逆境の有名人ばかりを集めているHPをみつけました。
その中で、結構笑ったのがガンジー

「13歳で結婚、3年後に父死去。
 妻との営みにふけっていたため、
 父の死に目に会えずに終わる」


逆境、っていうの、これ。
そりゃあなたが悪いよ、ガンジー
ふけってちゃダメだ。ふけってちゃ。
まぁ、その後で何度も投獄されたり、
最後は暗殺されてしまったのだから、逆境といえば逆境か。

まあ、こんな感じで
国内・海外の有名な方々の逆境を知ることができます。
(作った意図がよくわからないのですが)
「私、いま逆境かも」と思ったときに良かったら
お訪ねください。→「逆境の人々
救われることもあるかもしれません。

苦手なカガクに取り組まなければいけなくなった私も
現在ややプチ逆境ですが、
わからないなりに色々調べたり頭をひねったりしているうちに
なんだか楽しいような気がしてきました。
気のせい?ランナーズハイみたいなものかな。
でも、知らないことを知るのは、やはり楽しいことですよね。
もう一度、学校へ行ったら
きっと前よりも一生懸命勉強するんじゃないかなぁ、と
思ったりもします。でも、テストがあるのはイヤだよぅ。


さぁて、コーヒーブレイク終わり。
珈琲そのものはひっきりなしに飲んでますが。
これだけパソコンに向かってると珈琲消費量がタダゴトじゃないです。
副産物(?)的に、トイレの回数も増えるので
トイレットペーパー消費量も増大しているようです。
買い物に行く時間が惜しいので、
珈琲は以前買ったものの、あまりのまずさに
冷凍庫に入れっぱなしにしてあった粉を
我慢してドリップしてますが、
トイレットペーパーは買わないわけにいかないよなぁ。困った。プチ逆境


18 : 07 : 56 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
風に吹かれて
2007 / 03 / 06 ( Tue )
ぽかぽかの陽気が続いたと思ったら、
昨日は、そして今日は強い風の日。
めまぐるしくお天気を変えながら、
少しずつ季節はに向かっていくようです。

今年はも早く咲きそうだね、と言われたので
昨日、ベランダの前に立つ三本桜の枝を見てきました。
一階の庭と細い道を挟むため、
ベランダからでは確認できなかったけれど、
樹のそばへ行って枝を見上げると、
まだ固そうながしっかりと枝についていました。
の誕生日あたりには、お花見ができるかもしれません。

の死から2週間、と昨日書いたら、
今朝の夢にが出てきました。
ここのところ怖い夢ばかりを見ていたのですが、
実は本人は死後初登場(?)で、
それもなんだか不思議におかしな夢だったので、
旦那さまに報告すると、
彼も随分おかしな夢の話をしてくれて、二人で笑いました。
このところずっと書いてなかった
Only Moonshine」の方に二人の夢の話を書きました。
よろしかったら、どうぞ。


「でんきの科学館」イベント台本は
苦しみもだえつつも進行中です。
今はファラデー。トイレにサワデー、じゃなく
電磁誘導の法則などを発明したマイケル・ファラデーさんです。
貧しい鍛冶屋の三男坊。小学校を卒業後、製本屋の丁稚奉公中に
科学に興味を持ち始める。
愛妻家で子ども好き。絵が上手で、計算が苦手(共感♪)。
そういうエピソード的な部分はどんどん書けるのですが、
電磁誘導の法則とか電気分解の法則に触れなければ
ならなくなると、ピタリと手が止まるという情けなさ

「ファラデーの名言」というのにこんなものがあります。

電池の研究に熱心なファラデーにある貴婦人が
「そんな何の役にもたたないつまらないことをして何になるんですか?」
と訊くと、ファラデーはこう答えたという。
「生まれたばかりの赤ん坊が、何の役に立つというんですか?」



そうなのかな。
生まれたばかりの赤ん坊、って役に立たないのかしら。
寝顔を見てるだけで幸せな気持ちにさせてくれる存在って、
そうそういないと思うのだけれど。

などとファラデーにからみつつ、そろそろ台本書きに戻ります。
ディランの「Blowin' in the wind」でも聴こうかな。

「どれだけ弾丸が飛んだら、戦いは終わるのだろう」

今のところ弾丸は飛んできていませんが、
催促の矢が飛んでくるのは間近な気がします。
やばい。結構、崖っぷちに立ってます。


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正しい作法とご挨拶
2007 / 03 / 05 ( Mon )
哀しみは慢性化する。

肩こり、と一緒にするのはどうかと思うけれど、
私は中学生の頃からずっと慢性の肩こりで、
つまり肩こりが普通の状態だ。

の死から今日でちょうど2週間。
哀しみはだいぶ慢性化してきた、と思う。
うわぁっ、と哀しくなる時もまだあるけれど、
特に夢をみた後などはそうなのだけれど、
激しく哀しい、という時よりも
静かに哀しい、時間の方が多くなった。

皮膚の表面を覆っていた哀しみが
徐々に内側に入っていったような、
皮膚、脂肪、筋肉の下に哀しみがあって、内臓みたいな
そんな感じになってきている。
だから、とても哀しいときは内臓が痛い。

お通夜や葬儀のバタバタが済んでから、
すごく寂しくなるんだよ、と多くの人は言うし、
だから弟たち「どちらかというと母より姉のこれからが心配」
言っていたので、これ以上哀しくなったり寂しくなったりしたら
どうかなっちゃうんじゃないかしら
、と不安だったけれど、
想像したよりも遙かに自分は冷静なんじゃないかな、と
少し安心もしている。

葬儀からはまだ11日しかたってないのに、
なんだか遠い日のことのように思えるのは
やはりそれらの日が日常から隔離された時間のなかに
あるからなのだろうか。

の葬儀を振り返る。
考えてみると、無宗教形式の葬儀というものに
私自身参列したことはなかった。
献花というスタイルに慣れてない方も多いので、
まずご親族がお手本を示せば安心されると思います、と
葬儀場のスタッフに献花の仕方を教わった。

?スタッフから花を受け取る。
 この時、右手側に花、左手側に茎が来るように渡される。
?前に進み、右手を引いて、花が手前になるように供える。

後は手を合わせてもよし、礼をしてもよし、のフリースタイル。
無宗教ではあるけれど、「宗教絶対ダメ!」とは思ってないので、
「お数珠を使っても十字を切っても結構です。
 お好きな方法で父を送ってやってください」

と、喪主挨拶でも言っていた。
の喪主スタイルはまったく“弟流”
後から親戚の人に「あんな喪主挨拶があるか」と叱られたし、
礼儀を欠いていたかもしれないけれど、
私は彼らしくて好きだったな、と思う。

お葬式に参列した経験のあまりなかった頃、
私も“前の人”を一生懸命観察していたことがある。
どこで礼をするのか、お焼香は何回するのか、
どうしてもぎこちなくなるお数珠の扱いをどうすればいいのか。
特にお焼香の回数は人によってまちまちで、
あまり何回もしていると時間がかかりそうだし、
でも一回じゃ失礼なのかもしれないし、と結構迷った。
ちなみに一回か二回が一般的、らしい。
(詳しくはこちら→「お葬式マナー」)

以前、お葬式に参列した際、お焼香の時間になって
たまたま隣り合わせた某デザイン事務所社長の後ろに付いたら、
いきなり彼が「あちっ!」と体を震わせたので
ぎょっとしたことがあった。
どうもお焼香を落とす時に火に近づけすぎて
指を焦がしてしまったようで、
不謹慎にも笑いをこらえるのに苦労した覚えがある。

お葬式の作法は見よう見まねでもなんとかなるし、
何度か参列するうちに焦りやとまどいも
なくなっていくものだと思うけれど、
遺族と顔を合わせ、挨拶をするというのは
なかなか難しいものではないかと思う。
お悔やみを言う、という場面だ。

言葉がみつからない、というのが本当のところで
何を言っても慰めにならない、と思いながら
それでも何か言葉を口にしなければならないって
すごくすごく大変だと思う。
上記した「お葬式マナー」のサイトには
「この度はご愁傷様でございます」
「さぞお力落としのことと思いますが、
 どうかあなたさまもお身体にご注意くださいませ

などなど、挨拶の例をあげて、
「手短で平凡でありきたりな方が良いでしょう」
としてあるのだけれど、
「ご愁傷様」という言葉に想いを込められるのは
相当大人になってからじゃないと無理だと思う。
相当大人なはずの私も、まだまだ
「この度は本当に・・・」で言葉に詰まり、
もぐもぐ言ってしまうことのほうが多い。

でも、実際に遺族の立場になってみて思ったのは、
当たり前のようだけれど、
言葉じゃないんだな、ということ。
駆け寄って、抱きしめてくれた友達もいた。
「寂しいね」と泣いてくれた友達もいた。
「いろいろあったけど・・・」と言ったきり
うつむいて、涙を流していた男の人もいた。
「落ち着いたらご飯食べにいこ」と誘ってくれた友達もいたし、
目を合わせて深く頷いた人もいた。
それがどんな言葉でも、気持ちは心に伝わってきた。

いい大人なんだから
その場にふさわしい礼儀や挨拶を
きちんと身につけなくては、と常々反省している私だけれど、
言葉やふるまいでは表せないものを
の葬儀では大勢の人から受け取ったと思っている。
言葉が足らなくても、少しくらい不似合いなことを言っても
伝わる気持ちに比べたら些末なことだ。

たとえば、生前がお世話になっていたお店へ
挨拶に寄った時にも、こんな場面があった。

居合わせたお客さん達もの顔なじみで、
それぞれに「何て言ったらいいのか・・・」
言葉を濁していたけれど、
しばらくするうちに普段通りの会話が弾みだした。
みんな、あえてそうしてくれたのだと思う。
ちょうど一人の女性のお誕生日だったようで、
きれいなアレンジメントが飾られていた。
「もう誕生日が嬉しい年でもないでしょ」
からかわれたその女性が、
「しょうがないの!生きてる限り誕生日は来るんだから」
と答えた後で、はっとしたように私を見た。

しまった、とはっきり書かれたその顔に、
ごめんねっ、という表情が浮かんだ瞬間、
私も、大丈夫よっ、と目で応え、
「その通り!」と相槌をうった。
そんな言葉に過剰反応なんかしたら、
馬鹿だな、とに笑われるだろう。

もうは年をとらないけれど、
誕生日はちゃんとやってくる。
今年も3月26日には、の誕生日を祝おうと思う。
15 : 54 : 17 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ひたひた
2007 / 03 / 03 ( Sat )
ひたひたと押し寄せてくる
〆切打合せ、そして〆切発表会
手に付かない、とか言ってられない状況になって参りました。

こんな時でも怒濤デイズ
やっぱり来るのね怒濤デイズ
容赦ないのが怒濤デイズ
寝ても覚めても怒濤デイズ

歌っとる場合か。

一番の悩みが「でんきの科学館」イベント台本です。
構成案をもとに打合せが進めて頂いていたのが、
どどん!さあお書き!とやって参りました。
そして・・・参りました
やっぱり私は「ラララ科学の子」にはなれない。
どっちかというと「レレレ科学の子」です。
小学生の子にもわかりやすく、科学のお話を書く。
わかりやすく書くことができるのは、
わかってる人じゃないと無理なのね。

エジソンは幼い頃、先生にこう言ったそうです。
「なぜ2+2=4なんですか?
 たまには3になったりしないんですか?」

おお、エジソン
私は今、八歳の時のあなたと同じ心境よ。
「モノはすべて原子という小さな小さな、
 目では見えないほど小さな粒で出来ています」

目で見えないのに、なんでわかるんだよぅ。

「そういうことになっている」コトを鵜呑みにしない。
わからないと思う、不思議だと感じる心が、
そして納得のいくまで調べようとすることが、
発明や発見の第一歩なのだそうです。
私の場合、鵜呑みにもしないし、
わからないと思うし、不思議だと思うとこまでは
パーフェクトなんだけどなぁ。
納得のいくまで調べようとしなかったので、
こんなレレレな大人になっちゃったんだよなぁ。

忙しくしている方が良いのです、と確かに言った。
でも、出来れば単純作業が良かった、と思う。
ライターにそんなもんあるかぃ、と草葉の陰でも怒る。
自分を叱りつつ、励ましつつ頑張ります。

いいんだ。
最近怖い夢ばかり見るから寝なくても。

19 : 33 : 45 | ブラック | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ハナミズキ
2007 / 03 / 01 ( Thu )
を歌う気持ちに、
なかなかなれなかったのだけれど、
一昨日は無茶苦茶に声を張り上げて歌ってみました。

声が枯れるかと思ったけど、大丈夫でした。
結構ノドが丈夫になったのかもシレナイ。

が好きで、
うちのお店に来た時も
よくお気に入りの歌を歌ったのだけれど、
とても目が悪いので画面の歌詞が読めなくて
いつも私は隣に座って、
の耳元で次の歌詞を読む係りでした。
タイミング良く読まないと歌を邪魔しちゃったり
間に合わなかったりするので、
この係りは息がぴったり合ってないと難しい。
たまにタイミングをはずすと、は笑いながら
「おい?!」と文句を言いました。
ファルセットでビブラートばりばりの父の歌声で、
スピーカーがよくボボボボ・・・って鳴っていました。
風の強い中から電話をかけてくるのと、
ちょうど同じような音がしました。

昨日もを歌いました。
一昨日みたいな歌い方じゃなくて、
丁寧に歌いました。

そして発見。
「ハナミズキ」を歌うと、自動的に涙がでます。



13 : 18 : 20 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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