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CMの後は「嬉しい頂き物」のお話
2007 / 11 / 29 ( Thu )
「Pick&Pick 30th Anniversary Live
 ?Thank you for the music?」

DVD発売開始!!あの夏の感激と興奮、そして涙が甦る。

今年30周年を迎えたピック&ピックのマスター・バンドをはじめ、
ピックの歴史に名をつらね、ピックのカウンターに顔をつらねた
各バンドのメンバーが歌と演奏で彩りを添え、
お客様のとびっきりの笑顔が輝く珠玉のライブ映像。
撮影・編集はクォリティとセンスに定評のMIYA Studio。
ステージから客席まで飛び回るMIYAさんのカメラワークが光ります。

出演:パンチ宮本とノックアウツ・HAZUKI・セミチューン・a.m.five・G?Tunes
    ピックバンド

定価:2.000円にて絶賛発売中!!

・・・はい、というわけで。よろしくお願いしますねぇ。
300枚売らないと赤字らしい(汗)。どうかひとつ!

さて。今の私は、パソコンがなければどうしようもない生活を送っています。
これがなかったら仕事にならない。
思えば、劇団の座付きとして脚本を書き始めた頃は手書き原稿だった。
原稿用紙に万年筆、そして修正ペン。
右手中指のペンだこはどんどん巨大化し、原稿用紙で擦れる小指は何度も切れて
あらら、行替えするたびに前の行にピーッと赤線が入るわ、と思ったらだったりして、
そんな風にして書きあげた原稿を演出家にけなされては、
「だったらあなたが書いてみてよ」というコトバだけは言っちゃいけない、とぐっとこらえた
まさに血と汗と涙の「手書き時代」
・・・こう書くとなんかすごいな。「神田川」みたいな絵が浮かんでくるぞ。
いや、別に裸電球の下でミカン箱を机にしていたわけではないはずだが。

そんな私を見かねたが、私にお古のパソコンをくれた時は本当に嬉しかった。
直しの作業が楽になったぶん時間に余裕ができたし、
前日書いた所までを翌日読み返して推敲してから書き始めるようになって、
夜中に書いたラブレターに赤面、みたいなこともなくなった。
大体、切羽詰まった時のハイテンションって、イキオイはあるんだけど、
ものすごく無茶なこと書いてたりするし、何日もかけて書くものだから、
バイオリズムの違いなのか日によって微妙に文章のノリが違ったりするのだ。
パソコン導入、といっても二十年近く前だし、それもお古だから
楽にはなったけど、PC固まる、データすっ飛ぶ、というような別の怖さもあり、
メールでデータを送ることも出来なくて、プリントアウトしたものをFAXしたり、
長いものは自分で抱えて電車に乗って届けたりしていた「NEC?98」時代。

その頃はちょうどラジオドラマの賞を頂いたのをきっかけに、
TVドラマの脚本や構成台本の仕事もするようになっていたけれど、
周囲はまだパソコンというよりワープロ時代で、テレビ局の女性ディレクターから
「この原稿用紙(局名が入ってるやつ)に『書院』の書式で印刷してください」
と言われて、そんな無茶な、と閉口し、
なんとか書式を工夫してマス目にはめたら「字が小さすぎます」と文句を言われ、
文章の直しなら何度でもするけど、あたしゃ印刷屋さんじゃないやい、と呆れつつ怒り、
結局その仕事下りてしまったのだった。間に立ったプロデューサーが困り顔で、
「僕の『書院』貸し出すから、こらえて」と言ってくれたのに。ナマイキ盛りであった。
あの時はも一緒になって怒ってくれたなぁ。
いつも私より喜んで、憤慨して、味方になってくれた。会いたいどす、お父はん
おセンチ

そして今は、といえば原稿はどんな長いものでもメールで一瞬にして送れるし、
企画書ひとつ作るのにもすごく見栄えの良いものが出来ちゃうし、
容量もどんどん大きくなって、プリント出力したらどれだけ膨大な量なんだろう、
と思うくらいのデータが、このパソコンの中に入っている。
書いている最中に思い当たったことをネットでさっと調べられるというのもすごいことだ。
以前は本屋さんか図書館に足を運んで調べるしかなかったんだものな。
ライター仕事だけでなく、のチラシやハガキを作ったり、HP立ち上げたり、
本当にものすごくいろんな仕事をこなしてもらっている。頼りきり。必要不可欠。
でも、ここまで重要な存在になってしまったからこそ、不安もつきまとう。
時間に余裕のある仕事の方が少ないのであるからして、
(たまぁに余裕のある仕事だと、その時間を勝手に食いつぶすからイカンのですが)
メールの送受信が出来なくなった、というだけで「〆切がっ!」と大パニックだ。
性能が良くなって、よほどのことでもない限り壊れることもないんだろうけど、
もし壊れたら・・・とか、変なウィルス飼っちゃったら・・・とかすごくすごく心配なのである。

先日もたまたまメール送受信ができない、という状態に陥った。〆切は朝イチ
結構長い企画書データで「プリントしてFAXしますか」と申し出たのだけれど、
それだけの文章を打ち直しながらレイアウトするとなるとデザイナーさんも大変。
どうしよう、どうしよう、とオロオロしつつ、友達の御主人であり、
このPCを組んでくれた方でもある、私にとっての「PCよろず駆け込み寺」的存在の
でん兵衛さんに半泣きで電話をしたら、寝起き(スミマセン)のトイレ中(だったらしい)
にも関わらず、私を落ち着かせつつ色々質問し、調べてもくれて、最終的に
「Annieたん。ヤフーBBの料金が引き落としできてないみたいですよ」と言われ、
えええ、そんな馬鹿なっ!と思ったら本当にそうだった。(
言い訳しますが以前はそんなことなかったんです。
それがヤフーBBに乗り換えた時、引き落とし口座を旦那さまのに変えたらしく
通帳記入も自分じゃしない旦那さま口座をノーチェックでいたため、こんなことに。
仕事がぁぁぁ、と叫んでいる私の横で
ネトゲ出来ないぃぃぃ、と怒っていたのはあなたなのですから
ちゃんとチェックしましょうよ。もしくは口座、切り替えてオクレ。

まあ、理由がわかれば単純なことで、すぐに振り込んで復旧もしたのだけれど、
その間、PC壊れたんじゃないか、という恐怖におののいていたため、
やっぱりもう一台、仕事だけのためのPC欲しいな、と思ったのです。

このPCはさっきも書いたようにいろんなことに使っているし、
旦那さま用PCはあるのだけれど、こっちの方が性能もいいので
ちょくちょくネットやゲームに使われていることもあり、
常駐させてるウィルスソフトは切らないで、と頼んであるけどちょっと心配。
色んな機能はなくていいから、ノートPCがあればの暇な時間にも仕事できるし
ネットにも繋がずカキモノ専用で使えば安心だし、買おうかな、なんて思っていたら!
「今、全然使ってない古いノートがあるんで良かったらあげます」
と、うちの心優しいバイト・ユウキくんが夢のようなお言葉とともに
家から運んできてくれました。わぁぁぁい!ありがとう、ユウキくんLOVE(迷惑?)
これで、あぁた、私がね、仕事の合間にコツコツ小説でも書いて、
それがベストセラーになって「徹子の部屋」とかに出ることになったら、
「すべてはユウキくんのお陰です」って、あたしゃ開口一番に言うよ!!(あほう)

感激しつつ、 「パスワード、変えましょうね」「うんうん♪」なんて話していたら、
横から旦那さま「パスワードなんてナシでいいじゃん」と口を出す。
「え?、やだよ。はい、設定」 「パスワード何にした?」
・・・教えるもんかい!こっそり店でネットに繋ごうって魂胆がミエミエだぞ!!
これは私だけの、本当にパーソナルな道具にするんだからね?。
イマドキのお洒落なカラーのスマートなPCじゃないけど、大事にしちゃう。
名前もつけちゃおうかなっ。文章オンリィだから文太くん、とか♪安直かしらね。
さて、名前を決める前にCMです。
30周年DVD好評発売中!・・・買ってください・・・(くどい?)
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裏もなければ表もない
2007 / 11 / 27 ( Tue )
久々に2日連続オール、つうのをやってしまったら、
「終わった・・・」とバックアップ取ってる間に一瞬目を閉じたつもりが、
そのまま7時間コンコンと眠ってしまったアニーでございます。
マイコが出ていったせいか、マイコと別れるための薬を飲まなくなったせいか、
悪夢も見ず、午前二時半にものすごくスッキリして元気に目覚めましたっ。
いや?。店、終わってまんがな。こんな時間に元気でもなぁ。
まっ、今日は休み明けということもあり、お客様は少なかったようで、
経営的にはやばいですが、気持ち的にはホッとしております。

2日間テレビも見なかったし、本も読まなかったし、お酒も飲んでないし、
色々ガマンしたので、今日届いた漫画を読もうかと。
「ロンリー・ウルフ」・・・えへへへへ。
天狗連HPの掲示板に書き込みを下さった、
北海道旭川の「旭笑長屋」HP管理人をしてらっしゃるShinkoさんは漫画家で、
単行本も三冊出てて、とっても面白いんだよ?ぅ、という話を
これまた天狗連をご贔屓にしてくださってるtekutekuさんから聞いて、
ネットで調べてコソーリと購入したのだった。楽しみ。わくわく♪
頑張ったあとにご褒美があるって、いいでしょ。
「自分にご褒美」という使い古された言い回しを重宝に使う私ではある。

さて、「裏もなければ」。今日は、占い、の話なんですけどね。はは。
先日、旦那さまがわざわざ名古屋まで「占ってもらいに行く」と言う。
・・・何を?夫婦仲?お店の経営?
占ってもらう前に色々することあるんじゃないかなぁ?などとケチな私は思う。
ネットとかでお気軽に無料で出来る占いなら面白がっていられるけど、
「占い師」さんに視てもらうのって高いし、
そもそも占いなんて信じるヒトではないと思っていたので意外でもあり。
要はお客様に時々その占い師さんに視てもらってる方がいて、
誘われたからおつきあいで行く、というようなことで。
その占い師さんは京都の方で、時々名古屋へ出張に来るのだそうです。

占い、というのは統計学だと聞いたことがある。
人相とか手相とかもそうだし、「すごく当たってる!」と思っても
それはたまたま統計的にその年代や職業や時期的に当てはまっていたり、
なにげなく話しているだけなのに、こっちの情報は向こうに伝わるものだから、
ヒントはいっぱいあるんだよ、というような「なるほどなぁ」って話で。
だからといって私は占いが嫌いなわけじゃなく、むしろ好き(無料限定)だけれど
あくまで愉しむもの、面白がるもの。それに頼ろうと思ったことはないのです。
そういう人の方が圧倒的多数だと思うけどね。
大昔に一度だけ誘われて、ハルバル山奥の方まで占ってもらったことがあるけど、
「結婚は二十代前半」ってモロ外れてたしなぁ。見た目、早婚タイプだったのか。

「話半分に聞いてよ」「妙なお守りとか高い壺とかいらないからね」ナドと
一応念を押しつつ送り出したわけですが、戻ってくると開口一番、
なんかお前の話ばっかりするんだよ?、と言われまして。
「は?私の話?なんか訊いたの?(・・・ドキドキ)
「いや、俺は店のことでも訊こうかなぁって思ってたら、急に占い師さんが
『結婚されてますね。奥さん、今、体調崩してませんか』って」


見た目も若いし、結婚指輪もしてないし、妻帯者には見えないと思うんだけど、
「何も言ってない。名前だって名字言っただけだし、生年月日とかも言ってない」
と言う。ほほう。
確かにその時はマイコの全盛期で、一番咳がひどかった頃だけど、
まあ、世間一般に風邪が蔓延している時期でもあったしな、などとに構える私。

「とても家族思いの奥さんですね。周囲が楽しく幸せでいられるよう考える人で」
・・・おいおいおいっ! いやだよぅ、て、照れるじゃないか。
そんなこと面と向かって言ってくれたことなんか一度もないよね、って
あ、これは占い師さんに言われたことをそのまま言ってるだけなのであった。
いや?、占い料金5千円也を「高い」とブツブツ言ったのをサトラレたかな。
でも、誉められれば悪い気しない、そこまでナナメになれない私。
「でも、すごく頑張る、無理をされる人じゃないですか?
 今、だいぶ弱っているので、無理しないように言ってあげてくださいね」

と言ったという占い師さんに「なんて返事したの?」と訊いたら、
「言って聞くような人じゃないんで」と答えたそうです。
それは当たってるね!いや、わかってるね!

あとはお店のことでアドバイスをもらって、個人面談(?)30分5千円。
高いかどうかは微妙だけど、うっかり寝て店を休んだのに怒らなかったから、
保健のきかないカウンセリングみたいなものだと思うことにしようかな。

さてさて。
Shinkoさんtekutekuさんと伝わってきた、こちらはとても気軽に出来る占い。
大自然占い」です。これ結構面白い。何が面白いって、お友達とかを勝手に占って
「当たってるわ?」と笑うのが(コラ)何より楽しいですね。ふふふふふ。
大地とか水、雷、力、理・・・等のタイプに分かれていて、生年月日だけで占えます。

私の場合は「光」でした。つっこみ入れつつ、ちょっとご紹介しますね。

◆光(Light)
明るく輝く光のように人目をひく「華」のある人。美術・芸術の才があり
ファッション感覚に優れた美しい人
(ここ大事)が多い(・・・あくまで、多い)
頭の回転が速く豊富な知識を持つ賢者で、集中力があり(好きなことにはね)
資格取得・試験に強さを発揮。(いやいや)プライドが高く、ちょっとした
ことでカッとしたり(はい)、思慮が浅く自分勝手な判断(グサリ)をすることもある。
激情型・感情が不安定な面があるのでお天気屋と思われているかもしれません。
〈得意ワザ〉
情熱的な恋。華麗なる一大ラブロマンスの主役を演じることができる。

(ははははは。これからは加齢なる老いらくの恋に燃えます)
でも結構ミーハーで冷めやすい。(ははははは)
〈魔物にたとえると〉フェニックス。私は不死鳥。華麗に燃え尽き新しい恋をするの。

まあ、その他「適職」なんかでは「著述・マスコミ・芸能関係」が入ってたし、
「文筆力があるのでラブレターを書いたら相手はイチコロ」って、
中学校のときラブレター代筆(それも一通50円でな!)がバレて
先生に叱られ(呆れられ)たことがあるので、まあ当たらずとも遠からずかな。
「きらきら輝くもの、美しいもの」を扱う仕事が良いらしいですよ。
ジュエリーアドバイザーになろうかしらん。キラリン♪

みなさんも、ぜひどうぞ!
05 : 46 : 44 | お砂糖ひとつ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
マイコ その後
2007 / 11 / 25 ( Sun )
最近、妙に気合いが入った長い日記が多いので!
今日は約めます。(←つづめます、と読む!)

抗生物質を一週間分飲んだので、たぶんマイコはひっそりといなくなりました。
まだはちょっと出るし、喉はカサカサだし、のど飴で虫歯になりそうだし太りそうだし、
でも、これもマイコの置き土産だと思って大切に・・・出来るかぁ?い!!
喉が治らないとマジメに困る。それにマイコの置き土産はこれだけじゃないのです。

○お腹・・・張り気味。はっきり言えばBP。
○頭・・・・・日々、朦朧。
○脇腹など・・・四角い模様付き。

薬の副作用はほぼ全部!しっかり作用しております。
脇腹などの「四角模様」はパッチ薬のカブレね。
背中は手の届く限りあちこち貼ったのだけど「毎日違う場所に貼って下さい」
言われて場所を変えるうちに、やっぱり皮膚が弱いとこに貼ったらしく。・・・カユイ;;
足の裏なら丈夫か、と思ったけど、薬も浸透しない気がするので、
パッチ薬そのものを止めてしまいました。もう、いらないやい。

さて、マイコと別れの杯を、じゃなく、ラスト一回分の抗生物質を飲み、
店へと出勤した一昨日。
いつもカップルで顔を出してくれるお客様の、彼氏の方から
「彼女の誕生日をハウス(と呼ばれてます)で祝いたいんだけど」と連絡があり、
前もってサプライズなプレゼントはお預かりし(よっ!ロマンティックな演出が憎いねっ)
ケーキはこちらから贈らせて頂くことにして、二人の登場を待っていたのですが
ちょっと遅れるとのことで、先に彼女のお友達が到着しました。
初めてうちのお店へやってきたお友達は、結構遠くに住んでいて、
カーナビを頼りにやってきた、と言うので「お疲れさまでした」とねぎらいつつ、
ノンアルコールのカクテルをお出しし、ま、初対面なので軽い会話など交わす私。

「まだ名前訊いてなかったわ」と言うと、彼女は可愛く首をすくめて自己紹介。
「あっ、そうですね。えーと、マイコです」 「・・・まっ、マイコ?!

私の過剰な反応にキョトンとするマイコちゃん
チャンドラーばりに渋くつぶやく私。「・・・マイコ。再会にはまだ早すぎるぜ」



今日はこの辺で!

10 : 25 : 26 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
悪夢探偵ハイヤラバ
2007 / 11 / 23 ( Fri )
ええ。すっごいなタイトルですけれども、
前回イキオイでそう書いてしまったんで。

(*前回のあらすじ)
なかなか止まらない咳と、小悪魔細菌マイコちゃんに引導を渡すため、
病院処方のお薬を飲んでいる私は、そのせいか悪夢を見るようになった。
同じ登場人物によって各回違うストーリーが展開される夢の中で、
自分の脳を疑いたくなるような場面が展開され、私はいたく憤慨する。
それは一連の夢でおなじみの“悪夢シスターズ”が陳腐なインド風衣裳に身を包み、
センスのかけらもないセットの中で、曲に合わせて舞い踊るというものだった。


♪ハイヤラバーの階段はー 天に向かってアッパッパー

もの悲しくもダサい旋律に乗せて繰り広げられる、
潜在意識を探る心の旅物語。“悪夢探偵ハイヤラバ”に乞うご期待。



・・・乞うご期待、ってほど大したハナシじゃないんですが。
でも、まあ、私にとってこの夢は、ちょっと許せなかったのですよ。
だって、だってね。
曲がりなりにも一応モノ書いてる人(のハシクレ)で、
劇団でお芝居や、ダンスの舞台に立つ舞台人(のなれの果て)で、
アマチュアとはいえ何年間か音楽に携わってる人(のシッポ)じゃないですか、あたい。
それがこんな陳腐で安っぽく、物語性もなく期待感もない夢を見るなんて。
何もかもがひどい。ダンスもヘンテコだし、曲はもっと変だし、歌詞なんて意味ワカランし。
衣裳とか舞台装置なんて、チープだとかシャビーだとかってレベルじゃない。
本当にただただ安っぽく、オンボロく、ダサいのです。

ドラッグ・カルチャーだって、自分の眠っている感性を呼び醒ましたり、
感覚を研ぎ澄ますためにドラッグを使ったのでしょ?
この夢がお薬によって覚醒した私の感性なのだとしたらば、
私のなかのクリエイティヴの泉は、完全に枯渇してるとしか思えない。
・・・と、いつまでも怒ってたって仕方ないので、
「なんだ!どいつだ!私にこんな夢を見させたのはっ」とばかりに、
夢の素を探ってみよう、と思ったわけです。

さて、まず私がしてみたことと言えば。
念のためにネットで「ハイヤラバ」を検索。・・・ないよね、やっぱり(ちょっと赤面)。

でも、どこか聞き覚えのあるようなフレーズだなぁ、と考えてみるに、
あらっ?もしかしたらこれは、沖縄方面?と思い至りました。
ハイヤラバのルーツは、「ハイサイおじさん」ではないか、と。
この歌の途中に
♪ありあり童(わらば)? いぇ?童(わらば)?
って部分があります。
ハイサイ→ハイ  童(わらば)→ヤラバ  うぬ、クサイでしょう、これは。

でもって、『(ハイヤラバの)階段』『天に向かって』といえば、あぁた、
それは「天国への階段」ですわよね。んだ!レッド・ツェッペリン再結成!
ジミー・ペイジが指を骨折して、ちょっと延期になったそうですが。
久々に猛練習したら折れちゃったんじゃないでしょね、なんて言ってはイケナイ
もしかしたら「天国への階段」だから、UP↑、Upperで「アッパッパー」
なのかもだな。嗚呼、哀しき英語力。でもイキオイでNOVAに入学しなくて正解。
行動力のなさに救われることもあるのだわ。

そんなことはさておき、続いて解明しなければならないのは
全体の「二流どころのダンサーが集まった感じのテレビ番組」的雰囲気。
記憶を探ってみると、番組のタイトルは思い出せないけれど、
昔、ローカル深夜枠に、某ジャズダンススクール提供の短いダンス番組があった。
ダンサーはスクール生やインストラクター、時にはスクール創立者自らが踊ることもあり、
私の悪夢と同じく、番組のいろんなダンスで何度か見た“顔馴染み”が登場します。
短期間の間に何曲かのダンスを振り付けし、覚えて収録するとみえ、
やっぱり練習不足になるのか、非常に完成度の低い回もある。
・・・なるほどこれだな、と確信めいたものが。

でもすごいよな、脳みそ。こんな見たことも忘れていたような、
十何年、いや、もうちょっと前にやっていたのかもしれない番組の記憶を
ちゃんと引っ張り出してくるなんて。ちょっぴり自分のを見直す。
と、同時に、これって「アハ体験」ってやつでしょうか。
象の神様みたいな格好をしていたぽっちゃり系ダンサーの顔が
仕入れに行く酒屋さんの、レジの女の子に重なる。
おお、キミ!そんな所におったんかい。
ちなみにレジの女の子は意地悪じゃなく、とっても感じの良い子ですよぅ。
「アハ体験」・・・ヒラメキや気づきの瞬間に「あっ、そうか」と感じること。
         このアハ体験の瞬間(約0.1秒)の間に脳の神経細胞が
         一気に活性化するらしい。PSPも出てるそうですね。

         (詳細→「アハ!体験は日本人の“ひらめき養成ギプス”」)


そして、なぜにインド
なんでインドの神殿風な場面を、私の脳は選択したのか。
なぜだ、なぜなんだ、と眉間にシワを寄せながら、
そして慌ててそのシワを伸ばしながら考える私の耳に、
パソコン部屋旦那さまが興じているネットゲームのBGMが聞こえてきた。
どこかエスニックというか、アジアンな雰囲気に、神々しげなイメージを添えたよな
このBGMは、旦那さまがゲームに接続しっぱなしで出掛けることもあるため、
日によっては延々と繰り返し流れている。・・・ははぁ、これか、元凶は。
いつのまにか耳慣れてしまったこの音楽が、私をインドへといざなったのだな。

このようにして、ほぼ潜在意識の中身が見えてくると、
悪夢の引き金となったBGMに少々言いがかりをつけたい気分になった。
いざ、パソコン部屋へ。ドアから漏れ聞こえてくる例の音楽。
「申す申す」(←もしもし、の語源ですよ)
「ど?れ?」
「他でもない。そのBGM、ヘッドフォンで聴くとか出来ないのかな」
「あ?うるさかった?」
キョトンとする旦那さまに、かくかくしかじか、悪夢をみちまったんだい、と説明する。
「インド風の歌、ってどんな歌よ?」
と訊ねられたので、ええ、歌いましたとも。

♪ハイヤラバーの階段はー 天に向かってアッパッパー

明け方、というよりも未明の午前4時
咳のためにしゃがれた声で歌い上げる哀愁の旋律を耳にした旦那さま
爆笑 のち 「センスないのな?お前」と言い放った。
ひどいよ。自分でもそう思うけど。でも、この歌の素っていうか
夢の素は、毎日毎日流れているBGMなんだからね。洗脳だ、ある意味。

こうして、自らの夢の背景にあるものを見事探り出した
“悪夢探偵ハイヤラバ”は、悪夢を怖れずたちむかうことを心に誓ったのだった。

しかし、それにしても、そろそろいい夢がみたい。
12 : 14 : 18 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
悪夢へようこそ
2007 / 11 / 22 ( Thu )
Believe your heart. イチハタサンヤクスィズィ

いやはや。
当方で流れている「一畑山薬師寺」というお寺のローカルCMなんですけどね。
どうもコレが以前から気になってならない。
最後に外人さんが、いかにも外人さんらしい発音で言うのですよ。
「Believe your heart. イチハタサンヤクスィズィ」

なぁんで外人さんなんだろう、と。
一体誰に向けて発信しているCMなんだろう、と、疑問に思ってしまうわけですね。
当地に住んでいる、または滞在している英語圏の外人さん向け発信ならば、
「Mt.Ichihata Yakushi temple」とか言やぁいいんじゃないか、と思うし(直訳しすぎか)
や、別にそじゃないよ、ってことなら、なぁんで中途半端に外人さんを起用するのか、
とってもでね。
それともアレかな。ワールドワイドな、グローバルな寺、を表現。
どんなお寺やねん。・・・えー、一畑山薬師寺。こんなお寺らしいです。でかいよ。
(参照:「日本すきま漫遊記  一畑山薬師寺」)


まあ、そんな些細な疑問にとらわれてしまう今日この頃のアニーなんですけれども。

体調がイマイチ全快モードに入らないため、薬くさい話が多くて申し訳ないんですが、
薬の副作用に「悪夢」ってのがたまにあります。なんか不思議。
どうして薬で悪夢なんて見るのでしょうね、と懇意にして頂いている
お医者さまのY先生にお訊きしたところ、オールディーズの似合う柔らかな声で
「そうね、ちょっと中枢神経をやられてしまうんだよね」
と教えてくださいました。
フムフム、中枢神経。ともかく大事な神経だよね、と知ったかぶっていてはダメね。
「脳と脊髄。末梢神経から送られる情報を受け取り、それに応じた指令を送る。」
ものっそい大事じゃん。そこを「ちょっとやられる」なんて、くわばらくわばら

私が今、厄介なを止めるためと、
私の心に住みついた小悪魔・マイコちゃんことマイコプラズマとの決別のために
飲んでいるお薬の副作用には「悪夢」っていう項目が見当たらなかったのですが、
ここのところ、きまって悪夢を見ます。

もともと私の見る夢は、周囲の人々が登場する、わりとリアリティのある夢です。
まあ、それでも夢は夢なので、冷静に考えればおかしな部分も多いけれど、
現実とごっちゃになってしまうこともよくあるくらい、結構リアルな夢。
ところが最近見る夢には、知り合いがほとんど登場しない、というのがまず特殊。
「誰やねん、この人」って感じの、まったく知らない人達が出てくるんですが、
メンツは毎回同じで、何度も顔を合わせた(夢の中でね)ので、ある意味顔なじみ。
それらの人々の中で、今回はこの人、次はこの人というように、主役といいますか、
まあ主役は私なのでメインの共演者が入れ替わります。ストーリーはその都度変化。
「中学生日記」みたいな感じ、とお考え頂ければわかりやすいかと。

んでね、やはり悪夢というくらいですから、そのメイン共演者によって、
毎回私は悲しい目に合わされたり、ひどい扱いを受けたりするのです。
クラス全員から、順番にいじめられていく「中学生日記」
嫌だわ?。ね、見たくないでしょう?
設定は学校じゃないんですが、メイン共演者が女ボスみたいな人だった時は、
その人が指示を出して、いろんな人から様々な迫害を受けたし、
一昨日などは、私の好きな人(という設定の人)と想いが通じ合っている、と
思っていたのに、いきなり手のひらを返したように冷たく突き放されました。

突然、パンパン!と白い前掛けを広げて腰に巻く彼。
ハテ?と思ったら「俺、今日から手打ちうどん始めるから。言ってなかった?」
手打ちうどん?聞いてないけど、うん、そうなのか、と急な展開にオドオドする私。
「だから、今日からはカウンター越しにお客としてしか会えないから。
 まあ、友達でも連れて食べに来てよね」

えっ、と絶句する私の目の前で、彼はパアッと打ち粉をうつ。
そして、「あ、そうだ。これ返さなきゃね、これも、これも」と、
私が貸してあげていた本とか、CDとか、二人で飲んだコーヒーのカップとかを
どんどん私の腕の中に積み上げていく。転がり落ちて割れるカップ。
わかったよ、わかったから、もうやめて。迷惑だったんだね、ごめんなさい。
・・・哀しい。哀しすぎる。そして・・・なぜに手打ちうどん

ま、ちょっと「これかな」と思う心当たりはある。
先日たまたま月例寄席に顔をだした時、その打ち上げの席で
ヘルさんみるくちゃん、照明さんのヨーコさん達が、
今までに舞台関係のお仕事仲間で出掛けた「蕎麦ツアー」の話をしていたので、
たぶん、そこから来ているのではないかと。でも蕎麦じゃなく、なぜか手打ちうどん

そして今日もまた「なんだ、これは」というワケのわからない悪夢をみました。
登場人物はもうすっかり顔なじみのオール悪夢シスターズ
なんだか、それはテレビを見ているような感じで、
シスターズは安物っぽい作りの、うさんくさいインドの神様風衣裳を身につけ
ジャズダンスの二流インストラクターみたいな気取り笑顔を浮かべている。
お腹を出したセクスィー衣裳は女ボス
ちょっとぽっちゃり系茶髪ワッフルヘアーの手下は、象の神様みたいな格好。
♪タリラリ ラ?リ ラリラ?リ?
いかにも日本人がインド風に曲作ってみました系のイントロに続いて、
流れ出したこんな歌に合わせて、シスターズが奇妙なダンスを踊り出す。

♪ハイヤラバーの階段はー 天に向かってアッパッパー

「なんじゃ、そりゃ」
思わず口に出してそう言い、自分の声で目が覚めた私。
ひどい。ひどすぎる。なんぼなんでも、これはないぞ。
歌詞の意味?知らないわよ、夢に訊いてちょうだいよ。

なんでこんなにむかっ腹がたったか、と言えば、
薬がもたらしたのであろうと思われる悪夢とはいえ、これは私がみた夢で、
つまり私の潜在意識が、こんな悪趣味でセンスのないものを創りだしたという事実に
ショックを受けてしまったのです。・・・ひどい。いややわ、こんなん。
どうなってんねん、中枢神経。自分の脳を疑ってしまう。
Believe my head.イチハタサンヤクスィズィ。(チガウヨ?)

そんなわけで。
自分の見た悪夢(?)にいたく憤慨し、傷ついた私は
自らの潜在意識にガサ入れをかけ、夢のルーツを模索することにしたのです。
一体何がこんな夢を私に見させたのでしょう。
その答え(たぶん)は、次回「それゆけ!悪夢探偵ハイヤラバ」で!!
(だから“ハイヤラバ”って何なんだよ?っ!)


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続・マイコと一週間
2007 / 11 / 21 ( Wed )
マイコと一週間?序章?が前回(この↓)にございます。
 最初から読みたい、という方は前回分からお読みくださいませ。
・・・っておっしゃい! どこが「続」やねん、と。
そうですよ、あぁたね、そういう嘘は言っちゃいけないン。
ごめんなさいねぇ、ここから読んで下すって一向に構わないんですのよ。オホホホ。
いいのっ!気持ちは繋がってるのっ。続いてるのっ!そして、もね。けほん。

のっけから1人天狗連のような騒ぎですが、
病に臥せりがちな幸薄い少女の寂しい1人遊びをゆるいてね。
(またそういう嘘ぉ言う)
ん、まあ、察しの良い方はわかっちゃったかもシレナイ。
だよ。咳のお話だよ。長いでしょ、このネタ。
咳そのものが長く続いてるので、仕方ないのす。(何弁?)


〈マイコプラズマ〉
ウィルスより大きく細菌より小さい病原体。*生物学的には細菌に分類(らしい)。
1歳の誕生日までに40%の子どもがマイコプラズマに感染し、
5歳までには65%が感染し、大人になるまでには97%の人が感染する。
マイコプラズマ感染は、マイコプラズマ肺炎の他、上気道炎(普通の風邪)、中耳炎、
副鼻腔炎、気管支炎、胸膜炎などのあらゆる気道の感染を引き起こし、
気管支喘息の引き金になることもある。マイコプラズマ肺炎は、しつこい咳と高熱が特徴。
聴診器で胸の音を聴いても悪い音がしないのが落とし穴となるが、
レントゲンではあっと驚くような白い影が映る。
派手な影のわりに肺炎としては軽症な場合が多く、抗生剤での通院治療が可能。

(参照:「マイコプラズマ肺炎」)

以上が、マイコプラズマの基礎知識。
私は全然知らなかったのだけれど、97%の人が感染済みってことは
結構メジャーな細菌なのでしょうね。

月曜日に、この間受けた血液検査の結果を聞きに行ってきました。
土曜日に予約を取ってあったのですが、〆切が重なってしまって変更することに。
名前を呼ばれ診察室へ入っていくと、名医の誉れ高きN先生
「検査結果が出ました」と、検査データの紙を取り出して見せつつ、
「他は特に問題ないんですが、ちょっとマイコプラズマが上がってますね」と仰います。
「・・・はあ」
先生の指さす所には「マイコプラズマ:40」、隣には「基準値:40未満」と書いてある。
ふむ。上限ギリってことか。でも、マイコプラズマって一体なんなのかしら。
やや不安げな私に「いや、そんな厄介なものではないんですが」と微笑んでみせつつ、
「でね、このマイコは」と、ややくだけた口調になるN先生
「咳を引き起こすんですけど、ま、トータル1週間抗生剤を飲めばいなくなります」
「あ、そうなんですか」 「ええ、マイコはね」

ちょっとイタズラな困った奴なんですけど、実はさほど手のかからない娘でね、
みたいな口ぶりで、マイコマイコと呼ぶので、
どーも先生にとって馴染みの女の子みたいに思えてくる。
まいこ。麻衣子。真衣子。舞子。舞妓Haaaaaaan!
いや、やっぱりマイコの方が、謎めいた女の子っぽくて良いではないか。
頭にちらつくマイコの面影。
勝手に羽ばたく私の想像をよそに、N先生は説明を続ける。
「マイコに効く抗生剤、実はもう4日分出してますから、あと3日分出します。
 ただマイコがいなくなっても、体質的に1、2ヶ月咳が続く人もいますのでね、
 日常生活に困るとか、辛い場合は咳止めを出しますから来て下さい」

そうなのか。知らない間に、私の心に、じゃない体に住みついていたマイコ
そしてまた、知らない間にマイコを責め、追い出しにかかっていた私。


うつむき加減のマイコがため息をつく。
ちょっと前まで昼となく夜となくじゃれついて、うるさいくらいだったのに、
ここのところ妙におとなしい。
うとうとまどろみかける度に、「だめ!寝かせてあげない」と揺り動かされ、
閉口していたものだが、ここ4日ほどは時折遠慮がちに肩をつついてくるくらいだ。
どうした、と目で問う私を、顔へかかる髪をかき上げるようにしてちょっと睨み、
すねた表情でプイと横を向いてしまう。さらり、と流れるマイコの髪。
気まぐれなやつ、と今度はこっちがため息をつく。ちょっと手に負えない。
向こうがすねているのをいいことに、寝不足の体を横たえ、
見るともなしに目をやると、マイコの肩が小さく震えている。
「・・・おい」
横顔を見せたマイコの目に涙の粒が膨らむ。「・・・意地悪」
つぶやくような言葉と同時に、ころがり出た涙の粒が頬を滑り、
透明な丸いビーズのように、彼女の黒いニットの上へ止まった。
「私も意地悪だけど、本当に意地悪なのはあなたなんだよ」
「・・・・・・・」
「知らないうちにどれくらい私を傷つけてるか、わかってなかったでしょ」
ニットの上に次々と透明なビーズを落としながら、
それでも不思議に淡々とした声でマイコは言い、最後には
今まで見たことのない、美しい微笑を浮かべた。
寂しさと慈しみと、そしてたぶん哀れみとか混ざったような。

それから三日後。マイコは姿を消した。





・・・・・おぉ?い!帰ってこい、私!!

そんなわけで。
まあ、私の場合はレントゲンに異常なしだったし、
咳は出るものの、熱は全くの平熱(や、ちょっと微熱気味か?)なので、
オクトプラズマ(・・・じゃないよ!怖いよ!正しくはエクトプラズムらしいです)
もとい、マイコプラズマ肺炎の可能性は低いけれども、念のため、と言われて
処方箋を出して頂いた。
そして、なぜだかマイコ「すまんな」と言いながら抗生剤を飲む私。
これでマイコが出ていっても、1?2ヶ月失恋の痛手に苦しむかもしれないのだが。
いや、だからマイコは女の子じゃないって。しかもなぜ私が男役
擬人化禁止令発令中。

とりあえず今はまだ、マイコと一緒に暮らしている、ようです。
10 : 48 : 33 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
マイコと一週間
2007 / 11 / 20 ( Tue )
先週の木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。
というわけで、うちのお店では日曜日にボジョレー・パーティーをしました。
6種類ご用意したヌーヴォーの飲み比べでは皆さんの好みが結構分かれましたが、
やはりフィリップ・パカレは圧巻だったな、と思った次第でございます。

とても葡萄を、というか葡萄を取り巻く環境の全てを、
知り尽くしたうえでのワイン造り。
「今年は八月に寒さが来た。寒いというと葡萄にはとてもネガティヴな印象だけれど、
太陽に恵まれながらの低温は葡萄をゆっくりと熟成させる。
特に今年のような年は生産者の力で葡萄の出来が左右され、仕事ぶりが見えてくる」

そう語ったというパカレ。さすが自然派(ビオディナミ)の寵児、と呼ばれるお方です。

我がa.m.fiveTakeちゃんが加入することになったのは、
ちょうど昨年のボジョレー・パーティーがきっかけでした。
早いなぁ、一年。と、いう言葉が何度このブログに登場することか。
特にお店なんかやっていたり、イベントなどに参加していたりすると、
年間スケジュールがほぼ揺るぎなく組み上がってしまうもので、
いや、もうね、これから先のことが大体想像できてしまう。

ボジョレーが解禁になると、次はクリスマス、そしてお正月で、
12月半ばから1月前半まではお店無休体制になる。
そしてまた同じくボジョレー解禁の頃、名古屋の事務所社長から、
3月の発表会について担当クラスの相談があり、
12月中に台本を書き上げ、配役を決め、
「休み明けまでにセリフ入れてらっしゃい」と子ども達のお尻を叩きつつ
冬休みへと送り出し、1月から3月までは毎週日曜が稽古。
その間に音響CD作りと、舞台装置作りに追われて、
んでもって、ちょうどその頃、お花見シーズンに向けてのコピー書きの仕事が
それ書け!やれ書け!と鬼のように迫ってくる。

ふふふふふ。つまり、やってくるわけですよ。怒濤デイズが。
怒濤デイズウィンターバージョンが。
今年は発表会も、幼稚部と小学校低学年の2クラス担当。・・・ふふふふふ。
笑っている場合ではなくなり、顔をひきつらせながらPCにかじりつき、
家の中がワケのわからない物たち(巨大ニンジンとかお花畑とか不細工な岩とか)で
ごちゃごちゃし、食事が粗末なものになり(手間が掛からず量産できるもの限定)、
あああ、もういや、こんな生活!という極限状態を乗り越えて、
発表会が終わる頃、「お花見いつにしようね?」という話になる。だ。

俳句で「花」といえば桜のことですよ、などと言いつつ4月の句会が行われ、
たぶんその帰りくらいにヘルさん
「そろそろ小市民寄席の打合せをせんとあきまへんなぁ!」とか言いだし、
「広告!広告集めてください」虚生さんが叫び、
「踊りはどうするのかしらね?」呈茶さんが東京方面と連絡を取りだし、
振付だ、台本だ、稽古だ、とワタワタし始める頃に重なって、
夏の児童公演の脚本打合せが始まり、
お中元シーズンのコピー書きが、それ書け!まだ書けんのか!と迫ってくる。
ふふふふふ。やってきますよ。怒濤デイズサマーバージョンが。

小市民寄席が終わり、児童公演が終わり、たぶん夏にはライブがあり、
気がつけば秋はもうすぐそこ。
俳句で「月」といえば秋の季語ですよ、などと言いつつ9月の句会が行われ、
おでんシーズンと、お歳暮シーズンのコピー書きが、
おらおら!休むんじゃねえ!と迫ってくる怒濤デイズオータムバージョン
して、それを乗り越える頃・・・ボジョレーがそろそろ解禁日を迎える。

ここまでのスケジュールには書きこんでないけれど、
この合間、合間にはa.m.fiveの曲アレンジや、その他諸々のお仕事もあります。
泰葉さんじゃありませんが、イベントがひとつ終わればまた次のイベント、
怒濤デイズがひとつ過ぎれば、また次の怒濤デイズ、というふうに
1年のカレンダーが目まぐるしくめくられていく中で、
あたしゃ一体何をしてるんでしょう、と、ふと気持ちが立ち止まってしまう、
そんなこともございますね。楽しまなきゃな、人生。
フィリップ・パカレのような名人が手掛けてくれるわけでもない。
自分の葡萄は自分で実らせ、自分のワインは自分で熟成させるしかないのですから。

うまい。
うまくまとめた。
ここでサラリ、と筆を置くのが粋ってもんだ。
えっ?じゃあ、タイトルの「マイコと一週間」って何なの?どこの女よ、それ?
ふふふふふ。気になるでしょう。
その謎の解明は次回「続・マイコと一週間」で!(どこが「続」やねん)


13 : 29 : 14 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
テレビごはん
2007 / 11 / 16 ( Fri )
春風亭小朝さん泰葉さんの離婚“金屏風”会見を見ました。

あのハイテンションは何だったの、と鼻白んだ方もいたようですが、
まあ、そうなっちゃうのも、わからないではない。
ちょっと空気を読みまつがった(今でいうところのKYですか)かな、とは思うけど
引っ込みつかないし、噺家という立場や今後のことも考えれば
なるべく和気あいあいとした雰囲気にもしたかったのでしょう。
でも、そこのところは小朝さんの方が何枚もウワテなのだから、
お任せしてしまえば良かったんだけれども、
ずっと上に見ていた人だからこそ、あえてそうはしたくなかった。
師匠と弟子ではなくて、夫婦だったのだから
ヘタをうってでも自分の言葉で話したかった、というところかもしれません。
プロデュース業で頑張っていくという泰葉さん
ちょっとセルフプロデュースは下手だったかな、とは思いますが。

会見のなかでは
「カーテンの色を何色にするとか、生活の会話がありませんでした」という言葉に、
「いやいや、カーテンの色を一緒に考えてくれる旦那さんの方が少ないでしょ」とか
「よほど奇抜な色じゃない限り、文句言わないでいてくれる方がいいじゃん」とか
つっこみ入れつつ、まあ、それでも若かりし頃は、そういうのにも憧れたなぁ、
二人で食器を選ぶとか、お揃いのパジャマとか(きゃー♪)、
絵に描いたよなカップル像を思い浮かべていたのに、
スレたもんよね、あたいも、と憂えてみたり、
「会話はめちゃくちゃ多いんです。多いけどほとんど次にやること(イベント)の話ばかり」
という言葉に、ははははははは、と笑ったり。
そんな風に見ていたのですが、新聞の方にちらほら今までの生活ぶりが書かれていて、
たとえば、食事を一緒にとったことがなく、
小朝さんのところへお膳を運んでいって自分は台所で食べていたとか、
テレビも一緒にみたことがないとか、そういうのはやはり寂しいなぁ、と思いました。

一般家庭とは違う環境なので、しきたりや決まりごとがあるのは仕方ないし、
もともとそういう家で生まれ育った女性ですから、覚悟もしていたのでしょう。
一般家庭といったってお店で商売をしていたり、お父さんが夜勤だったり、
逆にお母さんが夜勤という場合もあったり、生活形態は様々なので、
家族揃って食卓を囲むのは年に数回、という家も珍しくはありません。

でも、一緒にごはんを食べるというのは
子どもにとって大事な躾の場にもなり、家族の情報交換の場にもなる、
大切な時間だと思うし、
家族ではなくても一緒に食事をするというそのことだけで、
ずいぶん相手のことがよくわかったりするものです。

そしてテレビ
各自の部屋にテレビが一台ずつあるような時代になって、
チャンネル争いなんて言葉も死語になりつつありますが、
同じ映像や情報を目にして耳にして、
一緒に憤慨したり、一緒に笑ったり泣いたり、時にはそれぞれの意見を戦わせたり、
そういうことって、やっぱりお互いを理解するうえで大きいよな、と思います。

そう考えたうえで、じゃあ「テレビごはん」はどうか、と。
お宅では、テレビを見ながらごはん食べますか?

我が身を振り返れば、子どもの頃はまったくNGでした。
テレビを見ながら、なんてとんでもない。
親は見るけど子どもは見るな、というのも無理な話なので、
ごはんの時間はテレビを消すものだったし、
どうしても見たい番組があれば、子ども達はさっさとごはんを食べたので
親も口うるさく急かす手間が省けました。
とはいえ、食事中は物を言うな、というほど厳しいお家柄ではもちろんなく、
特にめったに家にいなかったが同席する時などは、
話を聞かせてもらうのが楽しく、聞いてもらえるのが嬉しく、
ずいぶんゆっくりと食卓についていたものです。
こういうことは習慣なので、がいなくとも、そしても出掛けて
姉弟だけで食事という時も、テレビなしごはんが我が家の常識でした。

それがちょっと変わったかな、と思うのはたぶん私が中学から高校くらいの頃で、
朝はニュースとかNHK朝のテレビ小説を流しながら、
ああ、もうこの音楽だ、出掛けなくちゃ遅刻!というよくある場面が展開され、
夜は夜で、私達姉弟も部活だの習い事だので帰宅時間がまちまちになり、
先に食事をすませた家族がテレビを点けている横で、
遅く帰った者が食事をするようなことも多くなります。
それでもがいる時だけは別だったのは、
やはり食事中にテレビを点けていることをが好まなかったからでしょう。
ダイニングでテレビを見ていると「消しなさい」と言われたし、
それでも見たい番組であれば、「他の部屋で見なさい」と言われました。

そんなわけで、基本的には「テレビごはん」「よくないこと」として育った私。
成長して恋人なんかが出来ちまい、一緒に喫茶店などへ行くようになった頃も、
相手が雑誌や漫画を広げるとショックで、
久しぶりに会ったのに漫画!?お話しないの?漫画なの?・・・とばかりに、
ウルウルしてしまったものよのぅ。
それが漫画喫茶やネットカフェでウダウダ出来るようになるなんてね?。
スレたもんよね、あたいも。(フタタビ
でも、いまだに漫画もネットも家でいいのに、と思ったりするのが古いんですな。

さて、では旦那さまはというと、これがもう「テレビごはん」一辺倒の人。
いただきます、の前に必ずリモコンのスイッチを押す。
うちには子どももいないし、会話は店でもできるので、
まあ、その辺は私も慣れて、遅めの昼食(旦那さまにとっての朝食)は
ワイドショーを見ながら時々ああでもない、こうでもないと話したりしつつ
するようになったし、時にはDVDを見ながら食べよう、という話になって、
食卓ではなくリビングのテーブルに食事の場を移すこともあります。
ええ、スレたもんです。もういいか。

ただし、食べながらDVD(映画)を見る場合、意外にセレクトが難しい。
観たいものの好みはだいぶ違うので、そこは私が譲るとしても、
○食べながら字幕が追えないので日本語吹替で観られるもの(旦那さま)
○同様にアクションも見逃したくないのでアクション重視のはNG(旦那さま)
○食事中にゾンビはパス(私)
というような条件を満たさなければなりません。
そうなると、今までに見たことがある映画とかがブナンな線なんですけれども。

ところが最近、我が家の食事の時間には
ずーっと同じアニメが流れるようになりました。
「ドラゴンボール」でございます。旦那さまドラゴンボール世代。
ちょっと前にテレビアニメ版のドラゴンボールDVDを見続けていたなぁ、と思ったら
今度は劇場版DVDを借りてきたらしい。

「ドラゴンボールってアニメと映画じゃ違うの?」
「違うんだなぁ、それが。このテーマソングが始まると映画館の中は大合唱でさ」
「へええ」

♪ちゃーらー へっちゃらー
昼も夜もごはんの度に、このテーマソング。
まあ私も付き合う気がまったくないとは言いませんが、なにしろわかんないもので、
「このゴクウってのは西遊記の孫悟空なの?」とか「いつの時代の話なの?」とか
「この人って敵なの味方なの?」とか「なんでずっと戦ってんの?」とか
「なんでゴクウがゴハンって名前になったの?」(息子なのであった)とか
訊かなきゃわからないことだらけ。
DVD観てる時にあまり話しかけると怒られそうなので、
首を傾げながらも食事を続ける私の後ろで「カ?メ?ハ?メ?ハ?ッ!!」
なぜハワイの王様の名前が。

それにしても、ずいぶん長いことこれが続くなぁ、と思い、
「ねぇ、劇場版ドラゴンボールって、何話くらいあるの?」
と訊ねましたところ、
「1枚のDVDに3話入ってて、それが12枚もあるんだよ」
とウキウキして答えてくれました。



・・・・さ、36話。

1日2回、ごはんを一緒に食べるとして、18日間これが続くのか。
一緒にごはんを食べ、一緒にテレビを観られる生活でも、
ま、現実にはいろいろあるわけですね。
11 : 47 : 12 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
結果発表!
2007 / 11 / 14 ( Wed )
パンパカパーン♪・・・というようなご陽気な話でもないんですが。
ええ。行ってきましたんですの、病院へ検査にね。
もうだいぶがおさまりつつあったので、今さら感はあったものの、
とりあえず検査して、「ただの風邪ですよ」と言われれば安心だな、と。

初めて行く病院なのでちょっと迷いながらもたどり着いた私は、
まず、最初の手続きとして問診票への記入を開始。
症状:風邪及び咳に○。
今までにした大きな病気や入院手術:胃潰瘍。声帯ポリープで入院手術。
薬で出た反応:特になし。
そして、来たぞ。この質問が。
煙草は吸いますか:「はい」に○
一日何本くらいですか:
・・・う?ぬ。ここは正直に答えるべきところだ。

なんたって声帯ポリープ手術の時に「お酒は1日にどれくらい飲みますか」と訊かれ、
恥ずかしかったので「その日によって違うんですけど」、 「まあ、大体平均でいいですよ」、
「平均、って言っても飲むお酒もまちまちですし」、「じゃあビールに換算して」無理!)、
などという問答を繰り返し、「大体1日1本ってとこですか?」と訊かれたので
(1?瓶でも数えれば1本!)とか都合の良い解釈をして思わず頷いてしまい、
結果的に手術の最中に麻酔が切れるという悲惨な目にあった私である。
その経験をもとにして、「10本くらいです」と記入する。おっしゃい!

ほんとに咳が出るようになってからはそのくらいなんだもん、と自分に言い訳。
大体ひと箱、それが〆切ラッシュでカンヅメになってたり、
お店でなかなか話の弾まないお客さんと向かい合ったりすると、
ふた箱になってしまう日もあるんだけれど、
反対に朝から名古屋でお仕事などという日はほとんど吸わない日もあって、
まあ、平均すれば10本くらいじゃないのぉ?と、やはり都合の良い計算をしてしまう
反省も変化も成長もない不正直者の私をゆるいておくんなまし。
その代わりといっちゃなんですが、
「妊娠している可能性:している、していない、わからない」
の三択には、見栄をはって「わからない」と答えたいところを
正直に「していない」に○付けさせて頂きましたよっ。

その後は、尿検査をして軽く診察。
レントゲン、肺活量などの肺機能検査、そして私の大の苦手な
血液検査が続きます。
血液検査をすると大体気持ち悪くなってしまうので、少し横にならせてもらい、
その後で再び呼ばれて診察室へ。

先生の前には肺のレントゲン写真。
うひょ?、真っ黒、とか言われたらどうしましょう、と思っていたら
「胸の写真ですが、肺はきれいなものですね。(聴診器の)音も悪くなかったし」
「あ、そ、そうですか」
「で、肺機能なんですけどねぇ」
肺機能検査の結果がプリントされた用紙を睨む先生。
「これが、またちょっとねぇ・・・」
えっ!ドキンとする私。なんかやっぱり問題ありなの?
う?む、と唸った先生、眉毛をへにょ、と八の字にして言い切りました。





「良すぎます!」


・・・はぁ?
苦笑する先生に、キョトンとした私は思わず赤面
良すぎる、ってじゃあなんですかぃ、
初診料と検査費用込みで7.000円近く、プラス薬代1.500円で
約8.500円也の大枚をはたき、大嫌いな血液検査まで受けて、
私はここに肺機能を「誇りに」来たってわけ?
まあ、中学はブラスバンド、高校の演劇部からこっちは芝居とか歌とかで鍛えたわけで
普通の人より肺活量があるのは、当然といえば当然なんだけれども。
良すぎる、ってなんかな?。恥ずかしいじゃないの。なぁにが、
「ケホンケホン、ゴホッ・・・はっ、血が!」と、愕然と手のひらをみつめる
だよ、まったく。

おまけにですよ。
一応、血液検査の結果は土曜日にならないとわからないので、
四日分出しときますね、と言われたお薬。(風邪のね)
「こちらは、副作用としては便秘になりやすいですね。
この気管支を広げる24時間のパッチ薬は、ほとんどの人がかぶれます。
動悸や手先のしびれを感じることもありますよ。
で、この総合風邪薬は眠くなる作用があるので気をつけて下さいね!」

「・・・・・・・・・」

ほぼおさまりかけたを鎮めるために、そんな体調不良をしょいこむなんて
なんだかすごくワリが合わない気がするんですけど!!


18 : 49 : 19 | ミルクだけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
もしかして
2007 / 11 / 13 ( Tue )
もしかして♪もしかして♪

なぜか昨日からこの歌ばかりが頭をよぎっております。
なんの歌だっけか?「もしかしてパート2」

もしかして もしかして お前のすねてる訳が
さっきの電話のせいならば 馬鹿だな仕事の相手だよ。


よぉよぉ。嘘っぽいぜぃ。
調べてみたら、やっぱり「もしかしてパート2」だった。
パート2というからにはパート1もあるはずだと思うのだけれど
なぜだかそれは見つかりませんでしたわ。ふむむ。
・・・はっ、もしかして!
これは初めから「もしかしてパート2」という意味なのかもシレナイ。
わかりにくいな。
つまりね、もしかして二人の恋には第二部的な展開があるのかもよ、というような。
もしかしたらもしかするぞ。♪二人の行く先はひとつぅ?、らしいし。考え過ぎか。

いや、今日はそんな色っぽい話ではなくて。
私がここしばらく悩まされているのことなんですけどね。
ブログにも書いたので、それを読んだ天狗連のダンディ・紫蝶さん
ご自分も夏頃、長く続いた咳に悩まされたという話をしてくれて、
「もしかしたら、あなたも気管支系の病気なのかもしれないよ」
と、心配してくださったのです。

気管支系。・・・うーむ、あまりピンとこないけど、ちょっと気になる。
というのは、母のちょっと年の離れた妹、つまり私の叔母という人は、
心優しくてお茶目なところもある、とても素敵な人なんですけれど、
もう何年くらい前になるのか、「叔母ちゃまはよく咳き込むなぁ」
たまに法事の席なんかで会うだけの私も感じるようになっていて、
からは、気管支が弱いらしいよ、と聞かされていました。
この夏には入院までしたので、心配してお見舞いに行ったら、
ちゃんとした病名は覚えていないんだけれど、
どうも肺にナニカの菌が住みついちゃったらしく、
「菌といってもね、特別に悪い菌じゃないのよ。
 水中とかどこにでもいる菌で、あなたたちに伝染るようなものでもないの。
 でも、私は体の中にその菌を飼っちゃったみたいなのねぇ」

と、説明してくれた叔母は、
「まあ、観念してお医者様の言う通りにおとなしくしてるわ」
と笑っていたのですが、それでも完治するのは難しかったようです。
退院してからも呼吸が苦しくなる場合に備え、
酸素ボンベを常備する生活を送ることなってしまいました。

赤毛のアンが大好きで、昨年は友達とプリンスエドワード島へ旅行に行き、
とても素敵なところだった、ぜひ今度は一緒に行きましょうね、と
目を輝かせていた叔母が、命に別状はないとはいえ、
その行動範囲を狭められてしまったことは、
や私にとっても残念で、ショックな出来事でした。

姉妹でもの方は特に気管支が弱いということもなく、
私達姉弟は三人とも健康に育ってきたのですが、
もしかしたら多少は叔母の体質も受け継いでいるのかなぁ、などと
紫蝶さんの言葉で考えたりもしていたところ、
日曜日の夜にたまたまお医者さんがお客に来てくださいました。
「アニーちゃん、今日は歌わないの?」
「いや?、歌えないこともないんですけど、ちょっと調子が悪くて」
という会話の中で、なかなか咳がおさまらないし、風邪薬も効かない、と
話していたら、そのT先生が「ははぁ?」と頷きました。
「それねぇ、専門医紹介するけど、たぶん喘息」
「はっ?・・・ゼンソク?」
「風邪が引き金になったのか、季節的なものなのか、
 ハタマタ神経からくるのか、検査しないとわからないけどね。
 たぶん抗アレルギー薬っていうのを処方してもらって抑えるしかないと思うよ」

「いややや。喘息って、私もともと持ってないですよぅ」
「あはぁ。もともと持ってなくても、なる時ゃなるよ」
・・・そ、そうなのか。
喘息持ち、という言葉があるし、小児喘息ってよく聞くので、
持って生まれてくるものかと思いきや。

モトが健康な人って、病気の名前を出されただけで
ものすごく自分が虚弱になったような勘違いをしやすいのですが、
私もまさにその通りで、
「ケホンケホン、ゴホッ・・・はっ、血が!」と、愕然と手のひらをみつめる
時代がかったイメージ映像が頭に浮かぶばかり。
それってたぶん、喘息じゃなくて結核なのだが。
そんな私にT先生がダメ押し。
「まあどっちにしろ、煙草はやめなさい、と言われるから。可哀想にね。あはぁ」
あうう。もしかすると、もしかして、禁煙

でも実際、が続くのはとても厄介。
横になるとよく出るので寝られないし、腹筋疲れるし、
話したり歌ったりする途中に出始めると、選手生命に関わる。
なんの選手やねん。
まあ、選手じゃないけど、声を使う仕事をしてるわけだから困りますわな。
そんなわけで昨日、観念して病院へ電話し、本日午後の予約を取った私。
でも、今朝起きてみたら、なんかちょっと調子が良くなっていて、
まだは出るものの、今までよりひどくないし、随分楽な気がする。
T先生に紹介して頂いたお医者さんは、とても名医、とのことだから
予約しただけで治ってきたのか。んな馬鹿な。
それとも、やっぱりしつこい風邪だったのか。
・・・行かなくても、治っちゃうかもしれないぞ、という心の声に耳を閉ざし、
念のために、一応行ってきます。もしかして禁煙、かもなぁ。あうう。
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俳句の会
2007 / 11 / 09 ( Fri )
咳のしすぎで、もともとハスキィな声に、さらに磨きがかかりました。
今度の日曜はa.m.fiveの練習がある予定だったので、
やばいなぁ・・・と思っていたのですが、メンバーの都合で延期に。
ちょっとホッとする私。でも日曜日はレッスンが2つあるんだよぅ。どないしょう。

さて。
昨日は天狗連有志が毎月開いている俳句の会「天句会」でした。
この会では、それぞれが俳句、川柳、そして地口(洒落)を一つずつ提出し、
詠み人を知らされないまま、気に入った作品に◎と○を付けて、
ああでもない、こうでもない、と見当違いな解釈をした上で、
詠み人が明かされ、会長の句評を拝聴します。
まぁ、素敵な句、と◎を付けた句が、会長にけちょんけちょんにけなされると、
詠み人のみならず選んだ人まで「センスのない奴」と見なされる。
反対に、「これ、よくわからないわ」とか「なんか当たり前だよね」などと
口を滑らせてしまった句が、天狗連で政治力(?)を持つ方の作品だったり、
会長の作品だったりして、冷や汗かきながら
「深い!いやぁ、そうか、そこまで読みとる力がなかったな?っ」
なんて誤魔化しながらゴマをする、マゴマゴした展開になることも。

この会はいつも、お蕎麦屋さんや和食屋さんのお座敷、
時にはイタリアンのお店などを会場に、呑んだり食べたりしながら行われますが、
今回は初めての「旬膳・美青(みどり)」会。
もともと「VERT(ヴェルト)」というカフェなのですが、
最近になって夜は和食処としてリニューアルされたという素敵なお店。
(詳しくはコチラ→「VERT/美青」)
帰りはゆりりんがお迎えに来てくれることになったので、
お酒を楽しむべく「路面電車+徒歩」で出向いた私でしたが、
二つ目の信号を渡って右側にあります、と教えてもらっていたにも関わらず、
少しお店が道から引っ込んでいたためか、木の陰になっていたためか、
お店の位置が確認できず、信号を渡りきった所でハタ、と立ち止まる。
なんだかこの先真っ暗なんだけど。このまま進んで大丈夫なのかな。
おまけに左側は交通刑務所()の敷地で、しん、と静まりかえっている。
・・・不安

私はよく道に迷う人なのである。
○号線とか○○通りとか、道の名前もごちゃごちゃになるし
交差点の名前もうろ覚え。東西南北なんてさっぱりわからない。
基本的には、道すじを教えてもらい、それをちゃんと覚えていさえすれば
ほぼ間違いなく辿り着けるのだけれど、
私が迷子になる一番の理由は、この「不安」なのだと思う。
もしかして道を間違えちゃったかな、と思い始める「不安な距離」
たぶん人よりも短いんじゃないかなぁ。
不安がよぎってから、それでもしばらくは「もう少し」と思って進んでみるのだが、
我慢しきれなくなって引き返し、そこからはもう見当違いな方向へと迷走が始まる。
もう目と鼻の先まで来てたのに、と後からわかることもしばしば。
これが仕事へ向かう時だったり、約束の時間が迫っていたりするとパニック状態。
今は携帯電話で「迷った!」と思ったらすぐに連絡がとれるのですごく助かる。
スペインで迷子になった時はグラナダの街をぶらぶら散策するつもりで、
焦りも不安も感じることなく路地へ入ったのがいけなかった。
すぐに大通りへ戻れると思っていたのに、あみだくじみたいな路地が続いて
「迷った!」と気づいた時には人影は見当たらないわ、いても言葉が通じないわで
ああ、もうこのまま異国の地でジプシーになるのか、と悲嘆に暮れた。
そういう経験を踏まえて、私の「不安な距離」はさらに短くなったのだと思う。

目の前に広がる暗い街路。むむむ。このまま進むべきか、引き返すべきか。
でも、「二つ目の信号を渡って右側」と教えてもらったのは間違いなく、
やっぱりもうちょっと進んでみるべし、と一歩踏み出そうとする。
その瞬間、「わんわんわんわん!」と目の前の家で犬が吠えた。
押しとどめていた不安の堰が一瞬にして切れ、そのままクルリと方向転換し、
もと来た方へまっしぐらに引き返す私。いややや、駄目、無理、もう行けない。
と、その時、すれ違った自転車がキキィ、とブレーキをかけて止まった。
「和音ちゃん!」
へぇ?振り向けばそこに、ああ、お懐かしや、愛しき相方の顔が。
「みるくちゃん!」
たぶん舞台の上でも一度も見せたことがない、情感たっぷりの表情で叫ぶ私。
「和音ちゃん。遠い目をしてどこへ行く」
なぜか五七五で問いかける、ノーメイク眉なしの彼女が頼もしく神々しく、
千手観音のように私をいざなう。あーん、会えて良かったよぅ。

そんなわけで。みるくちゃんに伴われ、無事に到着した「美青」さんは、
バラエティに富んだお料理が美味しく、雰囲気もよく、
とっても楽しい時間を過ごすことができたのでした。
不安から解放された反動で、最後は笑い上戸に陥ってしまってスミマセン。
「爪が甘い」(*詰めが甘い)という地口を、会長が
「ウリが甘い」と読んだだけで「それ当たり前?」とウケすぎてしまい、
会長に「笑うがいいさ」とすねられてしまいました。
ごめんね会長。でもおかしかったの。

最後の総評で
「俳句ってものは、やはり満ち足りてしまっては良くない。
 どこか言いしれぬ寂しさや侘びしさがあってこそだから」

という会長の言葉に、なるほどぉ、とみんなが頷き、
「そうよね!せつなさや寂しさは共感するよね」
と言った呈茶さんが、続けて
「そして、幸せは反感をかうのよ!」
と言った時も、馬鹿笑いしてしまってごめんなさい。
なんだかその言いきり方がおかしくって。あれは、うん、共感の笑いですょ。

そんな呈茶さんが楽しく可笑しく、リポートしてくれる「天句会」の様子は
こちらからご覧になれます。(「天句連」)
今月のリポートが楽しみです♪
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親しき仲にも
2007 / 11 / 07 ( Wed )
なかなか風邪が完治せず、咳に苦しむアニーでございます。

風邪のタイプが変わったのか、それとも体質が変化(老化?)したのか、
以前は喉が痛くなってハナミズ責めにあって、というパターンだったのが、
最近はがコンコン、というよりゲホゲホ続いて腹筋が痛くなります。
なんか、肺にのかたまりみたいなものがあって、
いつまでたってもそれを吐き出せない感じ。
体温が変化すると出やすいのか、お布団に入ってしばらくすると
ゴホンゴホンと始まり、なかなか止まらない。すごく疲れます。
んでもって、全身を引き絞って出すような咳なので、
胃の中までひっくり返ってしまう。食べた後なんかに咳が出ると、最悪です。

そんな状態なので、消化の良いものがよかろう、と
旦那さまがコンビニで「お粥」を買ってきてくれました。
それも、100円くらいで売ってる普通のレトルト粥ではなくて、
なんだか立派な箱に入った中華風「鶏粥」。350円くらいのやつ。

おお、豪華版。美味しそう♪
「栄養とらないと治らないからね」という旦那さまに、
今夜はこれを食べて、あったまって寝るわね、と感謝する私。
ところが。
お粥を食べた私が、さて寝ましょう、と横になり、
最近またハマりつつあるネットゲームにいそしむために、
旦那さまパソコン部屋へ向かった数分後。
やはり、ゴホンゴホンが出始めてしまいました。
体が半分起きあがってしまうくらいの咳がしばらく続き、
とうとうたまりかねた私はお布団をはねのけてキッチンの流し台へと走りました。

あああ。なんともったいない。豪華版・鶏粥が未消化のままに。
それでもしばらくは止まらず、空っぽになった胃からまだ何かを絞り出そうとする。
「・・・はふう」
ようやく咳が止まり、涙目で顔を上げると
パソコン部屋からの暢気なゲーム音楽が聞こえてきて、軽く殺意を覚える私。
ゲームに夢中で気がつかない、ってか。
まあ、キッチンとパソコン部屋はちょっと離れてるし、仕方ないわね。

口をゆすいで、またベッドに横になってはみたものの、
また咳が出そうな気がして寝つかれずにいると、
15分くらいして旦那さま「大丈夫かぁ?」と顔を出しました。
・・・聞こえてたんかい。気づいたなら、とりあえず見にこないかな、普通。
またもや、メラリ、と軽く殺意が。
1週間もコレに悩まされてるので、なかなかに気持ちがサツバツとしております。

旦那さまの言い分としてはこうです。
「だってさ、吐いてる時に行ったって、何にも出来ないじゃん」
いや、そりゃそうだけどさ。
何も出来なくたって、心配なら駆けつけるじゃん。
声を掛けるとか、背中をさするとか、水を汲んでくれるとか、
気持ちを見せるのが、あぁた、一応礼儀ってもんよ。

「つまらないものですが」と、差し出す包みを
「えっ、いけませんよ、そんなに気をつかって頂いちゃ」と、片手を振って遠慮し、
「本当にいつもお世話になって。お返しにもならないんですけれど」とさらに押し進め、
「そんな、お世話だなんてとんでもない」「いえいえ、本当に」
「困ったわ、どうしましょう」、「お気に召すかどうかわかりませんが」、
「申し訳ないわ。それじゃ、遠慮なく」・・・で、やっと包みを押し頂く。

そこまでやれ、とは言わないけど、こういう社交辞令というか、
儀礼的なやりとりは、親しき仲にも多少はあって良いのじゃないかね。

(私の期待した儀礼的なやりとり)
咳き込みながらシンクに駆け寄り、背中をうち振るわせて苦しむ妻。
と、同時に廊下をこちらに向かってくる夫の足音。
キッチンのドアが開き、心配顔の夫が顔を出す。
夫「どうした?・・・おい、大丈夫か」
妻「(流し台の淵につかまり、苦しげに首を振る)」
夫「(その背中をさすりながら)病院へ行った方がいいんじゃないか?」
妻「(やっと顔を上げ)・・・大丈夫。ただの風邪だから」
夫「ただの風邪だって軽く考えちゃだめだ。明日、病院へ行こう」
妻「(弱々しく微笑み)ほんとに大丈夫。ちょっと横になるわ」
ベッドに体を横たえる妻を支え、水のコップを手渡す夫。
妻「(感謝に潤んだ目で)ありがとう。
ごめんね、せっかくの豪華版・鶏粥だったのに」

夫「馬鹿だなぁ。気にするなよ、そんなこと」

ああ、美しきかな夫婦愛。BGMは「愛が生まれた日」(古い)
しかし、実際のやりとりはこうである。

シンクからよろよろと戻ってベッドに横たわる妻。
ゲーム音はまだ続いている。
寝付かれず、軽い咳を繰り返しつつ寝返りをうつ妻。
しばらくして。ドアが開き、夫が顔を覗かせる。
夫「・・・にゃ?」
妻「・・・・・・・・けほ」
夫「大丈夫かぁ?(と、言いつつベッドに飛び乗る)」
妻「ごわっふ!げほげほ・・・聞こえてたの?」
夫「うん!ちょうど敵のまっただ中でさぁ、超やばかった!」

メラリ。妻の目に宿る殺意の炎。BGMは「火曜サスペンスのテーマ」。
今、超やばいのは君自身だぜ。

でも、この風邪はきっと旦那さまにもうつる。
彼の場合、扁桃炎を引き起こすので私よりもひどくなる。
冷えピタと葛根湯を買っておきましょう、などと考える私って良き妻。
でもお粥は100円のだからなっ!


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「お」
2007 / 11 / 05 ( Mon )
いきなりですが、「お」という接頭語。
結構付けるタイプですか?それとも付けないタイプでしょうか?

男性と女性とでは、ずいぶん違うと思うのですが、
私はこれを何に付けるべきかで、一時期マジメに悩んでいました。
たぶん育った環境というか、周囲の大人達が「お」を何に付けていたかで、
子どもは、自然に付けるものと付けないものを区別するのでしょう。

私が最初に、えっ?と思った「お」無し言葉は「肉」と「豆腐」。
今、こうして文字で書いても変な感じがするくらいですから、
刷り込みって怖いな、と思うのですが、
私にとって肉は「お肉」であり、豆腐は「お豆腐」で切り離せない。
いや、もちろん頭では切り離しているのですけれども、
口に出す時にはどうしても「お」無しではいられない。
たとえば「お茶」は男の人でも女の人でも、ほとんど「お」を付けますよね。
それと同じ感じなんです。

だから初めて、同級生の女の子が「肉!」と言った時に、
私は衝撃を受けました。
なんだかものすごく生々しいというか、むきだしな感じがしたんですね。
たしか、あれは好きな食べ物というような話をしていたんだと思います。
「肉!」と言い放った友達に、
「・・・肉って、お肉だよね?焼肉とか、すきやきとかが好きなの?」と訊く私。
「肉ならなんでも好き!カレーに入ってても、ハンバーグでも、唐揚げでも。
脂身もだーい好き!」
という答えに、当時脂身なんて敵だ!と思っていた私は
さらに「ひょええ」と思ったのですが、
きっと、何か料理の名前が返ってくると思っていたところへ
素材そのものを答えてきたのも、幼い私にはある意味衝撃だったのでしょう。
「○○ちゃんは、お肉、って言わないの?お豆腐みたいに」
さらに訊ねる私に友達はキョトンとした顔でこう言いました。
「肉は肉だし、豆腐は豆腐だよ。なんで『お』なんか付けるの?」
そ、そうなのか。
お肉は「肉」、お豆腐は「豆腐」っていう、おうちもあるのか。
いやや、もしかしたら、うちが変なのか?
まだ「接頭語」などという言葉も知らなかった頃。
私はヒソカに悩んで、あれこれ考えを巡らしました。

そもそも、私は何に「お」を付けているのか。
お肉とお豆腐の他には、お魚とお野菜もそうだ。
ただ、鶏肉とか豚肉とかいう場合には「お」は付けないし、
お豆腐には付けても油揚げには付けない。
いや、油揚げは「お揚げ」だから付けてるんだ。
お魚の名前はあまり知らないけど、お野菜の場合はどうか。
おニンジンとか、おキュウリとかは言わない。
おキャベツも、おトマトも、お玉ねぎも言わない。
でも「お茄子」には付ける。なぜだ。お茄子は格上なのか。そうは見えないが。
お芋もそうだ。お米もそうだ。主食系は格上っぽいな。でも、おパンは言わない。
お茶。お紅茶。お薄。お水。お湯。飲物には付けてるな。
おばあちゃんはお茶のこと「おぶう」って言うし。ふふふ。おぶう。
でも、ジュースとかミルクとかコーヒーには付けないからカタカナにはナシだ。
だけど、ミルクを牛乳っていう場合にも付けない。
むむむ、わからん。分類がわからない。

それにしてもお台所は「お」の宝庫だ。
調味料にはほぼ付ける。お砂糖・お塩・お酢・お醤油・お味噌。
「さしすせそ」にはみんな付く。
醤油と書いて「せうゆ」と読むのよ。「そ」はソースじゃなくて味噌の「そ」よ。
・・・みるくわいんのネタだったな。
食品以外にも、
お鍋。お釜。お玉。おしゃもじ。お茶碗。お椀。おさじ。お箸。お急須。お湯のみ。
フライパンやボウルには付けない。カタカナだかんね。
でもザルは呼び捨て。名前までなんだか可哀想なザル

実は「お」を付けたがる現象というのは室町時代に遡り、
御所に仕える女房や女官達が、優雅な言葉として食物や衣服などに
「お」を付けて呼ぶようになった女房詞(にょうぼうことば)の名残りなんですってよ。
(*参照「気になることば」)
「お」を付けるのは和語(訓読み)、相手の所有物、女性が深く関わる語の三つで、
「ご」を付けるのは漢語(音読み)、だそうです。

まあ、今となれば「いーじゃん、人それぞれで」と思えることなのだけれど、
当時は保育園から小学校へと世界が広がるに従って、
「うちの常識」「よその常識」の違いにびっくりしたり、新鮮に感じたり、
「変わってるね」と言われることを恥ずかしく感じたりもし始めた頃。
我が家では、よそはよそ、うちはうち、という考えが徹底していたため、
やっぱりちょっと周りから浮いてたよなぁ、とは思うんだけど、
まったくお金持ちでもお嬢様でもなく、気取ってるつもりもないのに
「お上品ぶってる」と言われるのも癪にさわり、
聞きかじりの、はすっぱな物言いを真似してみては
こっぴどくにやりこめられていた、そんな時代。

確かに、やたらに「お」を付けるのは、かえって品がないし、
滑稽に思えることもある。
けれど、ずっとそう呼び慣わしてきたものを、変えるのは結構難しい。
「おみおつけ(御御御付け)」なんて「お」が三つだぞ。
いくらなんでも付けすぎだろう、と思うし、
「なにそれ?年寄りの言葉?」(by 旦那さま)なんて言われてしまうが、
お味噌汁、とはなかなか言えない。
大体、「しる」とか「じる」とかって語感に馴染めないので、
「貝汁」のことを「貝々のおみおつけ」とか言って笑われている。
そして、今でもアイドルと自称する可愛らしい女の子が
「好きな食べ物はです」というと、やはり「ひょええ」と思う私。

でも昨日、幼稚部のレッスンで「お、の付くものなーんだ」とやっていた所、
子ども達から出てきたのは、
「お父さん!」「お母さん!」「おじいちゃん!」「おばあちゃん!」
そして、「おべんとうばこ!」「お水!」「おにぎり!」「お菓子!」と、
みんな「お、が付かなくてもいいもの」で、正解ではないんだけれど、
よしよし、みんな接頭語を常用しているわ、と、なんだかホッとしたのでした。
12 : 04 : 15 | お砂糖ひとつ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Trick orTreat?
2007 / 11 / 02 ( Fri )
わお。先週末からバタバタが続きまして、気がつけばもう11月。
その間にしっかり風邪をひいてしまい、咳が止まらないアニーでございます。

一昨日はハロウィンでしたが、
我がPick Houseでは先週の土曜日に仮装パーティーを開催!
スタッフだけでなく、お客様も全員仮装!がルールとなっている
うちのパーティーを楽しみにしてくださっているお客様も多く、
みんな気合いの入ったコスチュームでご来店。

ところが、「仮面」って怖がる子どもが結構いるんですよね。
少し前にハンズハロウィングッズ売り場を見に行った時も、
壁一面にかけられた仮面に怯えている三歳くらいの男の子がいて、
ママやパパに「大丈夫、大丈夫」となだめられていたのですが、
小学生のお兄ちゃんが調子に乗って、ひとつの仮面をかぶって見せたところ
「いやああああああああああ!」
と絶叫しておちびの弟くんは売り場から猛ダッシュで逃走。
ママは必死で追いかけていき、
パパはゴツ!とすごい音をたてお兄ちゃんの頭にゲンコツをお見舞い。
たまたま隣にいた私まで、思わず「うっ」と呻いてしまったほど痛そうで、
そんな私と目が合ってしまったお兄ちゃんが、情けなさそうに
「・・・痛ぁ」とつぶやきながら頭をさする様子はまた可笑しく、
(お調子者!)と心の中でつぶやいた私はクスクス笑いを抑えられませんでした。

うちのパーティーでもBOBBillyが持ってきた仮面を
四歳の女の子・カンカンが怖がって大泣き、という場面がありました。

BOB


Yu



Billyの持ってきた仮面をかぶってるのは旦那さまですが、
これかぶって歌うと声がすごくこもって聞こえて面白い。
歌ってる人は非常に暑いらしいです。
Billy夫妻はこんな感じ。

B&A


奥様は魔女。旦那さまをカボチャに変えてしまいましたとさ。
ゆりりんはセクスィーな魔女。衣裳がみつからなくて、去年うちの旦那さまが着た
ピエロスーツに着替えたNさんとの2ショット。

piero


そんなゆりりんは、17歳の男の子をアダルティな美女に変身させました。

takkun


たっくん17歳。曰く「ブ、ブラジャーのホックが食い込んで痛い」
そこまで本格的に女装したのね。
みんなが感心するほど似合っていたから、くせになったらどうしましょう。
さて、お次は映画のキャラクターに扮したKidです。誰だかわかりません。

batman


「助けてくれてありがとう!キッドマン」
「ふははははは。私はバットマンだよ」
悪者に襲われた被害者風(?)のヒロキくんは、低コストで行こう、と
ドラッグストアで買った包帯をぐるぐる巻いて「透明人間」で現れたのですが、
みんなの衣裳が結構凝っていたため「失敗だ。失敗だ」とつぶやいていました。

そのヒロキくんが、バイトのユウキに誕生日プレゼントして贈ったのが
超セクスィーなTバックの下着とエプロン。
「じゃあユウキはハロウィンにTバックエプロンだね!」
と言った私の言葉を真面目に受け取ったユウキ。家に帰って早速試着し、
「大変です。○○○○はほとんどはみだし、しめつけられて痛いです。
 着用には適度な除毛と、完全なる脱毛が必要です」

などとメールしてきました。その真面目な状況報告に大笑いしながら
「んじゃさ、裸じゃなくて全身タイツの上に履いたら?」
と私は助言したのですが、どこかポーッとしたところのある彼、
当日は全身タイツのにTバックを履いてきてしまい、
その姿はなんというか、うーん、いろんな箇所がヤバ過ぎて
「ぎゃー、なんじゃそりゃあ!」「子どもに見せちゃだめ!!」
と大騒ぎになり、結果的にトイレで素っ裸になり、着替え直していました。
そんなユウキの、キュートなポーズ。

yuki


ちなみに、彼はこの後、家に帰るついでに知り合いのお店に寄り、
みんなをびっくりさせようとして、この格好のまま自転車に乗っていきました。
が、知り合いのお店の前に停めた自転車がナニモノかに盗まれ
家までトボトボ歩いて帰る結末が待っていようとは、
まだ、この時の彼が知る由もない。浮かれた笑顔が切ないですね。
ちなみにバックは、こちら♪

back


非常にお尻に食い込むらしく、かがんでビールを取り出す時など
ものすごいガニマタになって、背後にいる私たちは大笑い。

yuani


ドラキュラの扮装なのに、キバがないのでマジシャンになってしまった旦那さま
「お前だけ、なんでアキバ系?」と叱られた、ちょっと(だいぶ?)無理のある
メイドさんになった私です。
さてさて。
ハロウィンの主役といえば、なんといっても子ども達
「さあ、子ども達!ハロウィンにはなんて言ってお菓子をもらうの?」
私の声にワラワラと集まってきた魔女に悪魔、ドラキュラに天使ちゃん。

kids


帰国子女のYちゃんと、その妹のHちゃんが先手を切って
「Trick or Treat?」とベリィナイスな発音で問いかける。
小学生のYくん、年長さんのRくんもそれに続いてお菓子をもらいました。
そして、最後に控えていたのはカンカン・4歳。
何て言うのか知らなかったようで、他の子の言葉に耳を澄ませていた彼女は、
私の前に来ると自信たっぷりにこう言いました。



「にこにこにー!!」


そ、そう聞こえたか、カンカン
あまりにも可愛いので「えっ?なに?カンカン、もう一度言って」とせがみ、
三度も言わせてしまってごめんね。
とっても楽しかったハロウィンパーティー
知らずに入ってきたお客様も、嫌がらずに魔女帽子をかぶって下さいました。
来年もまたみんなで楽しみたいと思います。ご参加、本当にありがとう!





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